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雑想ノート

構造計算

by 内藤和揮

設計事務所というとデザイン優先のイメージがありますが、
安全面にも配慮した設計を行っています。
いくらカッコイイ家でも、ちょっとした地震で倒壊しては、
目も当てられません。
そのため、基本的には建築基準法の約1.5倍を目指して
設計をしています。

そして、コチラが計算ソフトを用いて計算している様子です。
壁が偏ってないか、建物に対して壁が不足していないかなどから、
建築基準法に適合するように計算しています。
作業中は充足率が数パーセント足りないや偏り過ぎなど、
耐力壁を入れるたびにハラハラしながら数値と睨めっこ状態です。
全ての項目に〇がついたら、やっと安堵できる思いです。

最近では南海トラフ地震が懸念されるので、
特に安全面には気を付けていきたいですね。

古民家耐震 調査から図面化へ

by 渡邊 隆弘

まるっと一日半程かけてじっくりと古民家の建物調査を行った
古民家耐震化プロジェクト。

現況の建物の間取りや高さがどうなっているのか。
どのように梁が架かっているのか。
スケール片手に寸法を測りながら、描いた本人しか分からないであろう
スケッチを頼りに地道に図面化を図っていました。

断片的で暗号のようなスケッチが...
一本の線に繋がったかのように全体像が浮かび上がってきました。

この様に図面化すると非常に分かりやすい。
調査した自身もどんな造りなのかようやく理解できました。
それと同時に...
建物の全貌が明らかになればなるほど
何とも難しい耐震化になるのだろうなぁ~と気付いたり...
一筋縄ではいかないほど、ドキドキが止まりません。
(動揺しているのでしょうか、いやきっとM体質なのでしょう。)

模型二作目

by 戸野部雅也

少し先の打合せのため、模型の製作をはじめました。
前回は製作に一週間まるっと費やしてしまいましたが、
コツを掴んだのか、模型用の図面は一日で完成しました。
なかなか好調な滑り出しです。

完成した図面をボードにペタペタ。

これだけパーツがあるとどれがどれなのやら…
書いた僕ですら把握が困難になってきました。
今回は凹凸の多い住宅なので、パーツが多く難易度が高めです。

前回よりも素早く美しく。
クライアントが喜ぶ姿を想像しながら、妥協をせず自分に厳しく取り組みます。

 

フロアリノベーションⅡ

by 向井 一比古

以前にお伝えしたフロアリノベーションの設計に続き、
同じようにワンフロアをリノベする依頼を受けました。

今回は、築15年、鉄骨3階建て、
3階のフロアリノベーションです。
リノベーションを行う理由は、底冷えする寒さ。
鉄骨造ALCの建物は、断熱性能が低いらしく、
寒さ対策のリノベーションです。

3階平面図。
約120平米、広い分譲マンションの面積になります。
階段、エレベーター、水廻りは既設を活かしながら、
今年の11月には、寒くないワンフロア住宅になる予定です。

新学期

by 小川 賢二

出会いと別れの新学期。
10年近く続いていた、僕のルーティーンの1つが終りました。

それは、子供を出勤前に保育園に送り届ける事。
この春から、下の娘が小学校に入学した為です。

地域独特のオレンジのカバンを背負って、
嬉しそうに登校していく娘の後ろ姿。
卒園式を見ても、入学式を見ても
それほど特別な感情は湧きませんでしたが、
兄妹で歩いていく姿を見ると、1つの時代が終わったな、
というなんだか不思議な気持ちになりました。
全く泣くほどの事ではありませんが。

大人になると、自分から何かを起こさない限り、
特別な節目はないので、自分の成長ってわかりづらいですよね。
新学期だからって、たいして何も変わりませんから。
日々の仕事が単なるルーティーンで終らない様に、
自ら動かないとつまんないですね。

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