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年に2回のビックイベント「ワンダーフェスティバル2017」に週末行きました。
場所は東京の幕張メッセ。

オタクの祭典ということもあり、見渡す限り人で溢れかえっていました。
一人一人の眼は獲物を狙う狩人のようでした。
オタクは限定品やイベントごとになると目の色が変わるので、
流石だなと思って見ていました。(私も同類ですが。)
イベントの内容は玩具の展覧会といった感じです。
プロ・アマチュアが混ざった作品の数々があり、その精巧な作りに感嘆しました。

(ゴジラのフィギュア)
特に脹脛の大地を噛み締めるような筋肉から
躍動感がビシビシ伝わってきました。
また、空を見上げるゴジラの視線の先には何があるのか。
そんな哀愁や怒気が感じられる作品でした。
帰宅後も高揚冷め切らぬ内に、
撮影した写真を眺め、余韻に浸った休日でした。
蔵のリノベーション。
色々調べていくうちに、江戸時代末期に建てられたものであるという
ことがわかってきました。
予想をはるかに上回る築年数に感動さえ覚えます。
現在に至るまで、所々修繕はされてはいるのでしょうが、
その姿は変わらず時代を超えて存在してきました。
周辺の景色の方がガラッと様変わりしてきたことでしょう。
当時はどのような風景に建っていたのか想像してしまいます。
当時の工法や材料を活かしつつ、
現在の技術力を持って良い修繕方法を模索します。
その一つに屋根の日本瓦をキレイに。
餅は餅屋ということで...
瓦のTHE職人さんに修繕方法を伝授してもらいました。

この様な建物に出会える機会は滅多にないので
経験値UPするように修繕技術を学んでいきたいと思います。
イメージをより伝えやすくするために、CGというツールがあります。
CGは、平面図等の2次元的なものから立体的に
表現できるため、よりヴォリュームと質感を感じることができます。

今回作成したCGは以前から紹介している蔵のリノベーションです。
各部屋のCGを作るためかなり複雑なモデリングになりました。
作っている私自身もどこの部屋の線なのか混乱気味でした。
複雑過ぎて、着色できずにPCが止まってしまうこともしばしばあります。
ただ、作っている最中は楽しいもので、
平面的な物が彩色され立体的に見えると「おお!」と思います。
特に普段の住宅とは違い、和テイストな建具や壁で構成された部屋の
イメージがより明確になった時は「よし!」とガッツポーズです。
平面から立体になる姿はいつみても感動を覚えます。