岐阜で住宅・店舗設計やリフォーム・リノベーションなら向井建築事務所

「川原町のリノベーション」の解体工事が始まった。

オフィスになる2階の天井を解体すると
予想通り、小幅のせき板を型枠に使用した
味わい深いコンクリートが現れました。
壁は断熱性能向上の為、コンクリートは隠れますが
3階が断熱層としてある部分は、これが天井となります。
窓から金華山、岐阜城が見える素敵なオフィスになりそうです。

「珍しいお仕事」でご紹介した納骨堂の設計。
構造設計、基礎深さ等を見直し2回目の見積開封を行いました。

高騰する原油、円安、コスト上昇で
建築工事費も高騰しており、心配した見積開封でしたが
何とか着地出来そうな予感。
とりあえず、良かったです。

解体図面作成後、図面をもとに解体数量を積算し
工事費の根拠となる金額の算出を行いました。
設計図、数量根拠、見積書のすべてが完了です。

これらをもとに諸官庁の管理のもと入札が行われます。

ホームページの「WORKS」にはアップされない
デザイン性のある建築設計業務ではありませんが
公共性のある解体設計の業務。
電卓と分厚い物価本と格闘した数週間でした。

緑が多く、スケール感がいいなと感じる
岐阜市桜通りに建つ、モダン建築のリノベーションを
ご用命頂きました。

モダンなポイントは、通り抜けのピロティ
庇と屋根ラインのズレ、入口腰壁のスクエアタイル。
築50年前との事、竣工時はモダン建築で目立ったと思います。
既設の雰囲気を活かしたリノベーションを目指します。

「北西角地の家」の打合せは月一ペースで
実施設計を進めています。

外観、インテリアともに、ベースカラーは
モノトーンで統一し、フラットで続く軒裏とリビングの天井は
木材の自然色でコーディネートします。
次回の月一打合せは、来週。
インテリアのイメージ確認です。