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雑想ノート

ガレージ

by 小川 賢二

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ガレージの現場です。
正面のコンクリート打ち放しの外壁が、綺麗に仕上がりました。
外観としては、これにシャッターが付けば終わりです。
内部も、壁と天井のボードが貼られているので、あとは塗装を施して完成です。

「元々ここにあったように、自然に」
というのが、この計画に対するクライアントのご要望のひとつです。
こうして、目の前の公園から見る感じは、隣の既設建物とも違和感なく
出来あがってきた様に思っています。

しかし、自然すぎて注目されないってのも、ちょっと寂しい。
ってのは、設計者のエゴですかね。

トキノシマの平屋。

by 向井 一比古

今日は、少し暑かったですが、秋風が気持ちいいですね。

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完成が近い、トキノシマの平屋です。
三角形の屋根がシャープな印象の平屋で、打ち放しの壁沿いが、玄関になります。

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南から見たところ。屋根が浮いているかのように見えると嬉しいですね。
打ち放し壁の内側は、自転車置き場と物干スペース。
左に立ってみえるのは、奥様です。

10月18,19日か、翌週の25,26日に、お披露目会をさせて頂く予定です。
日程が決まり次第、お知らせしたいと思います。

消防

by 安藤 亮介

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敷地が準防火地域や防火地域に位置する場合、確認審査機関に出した申請書は、
確認申請機関から消防署に送られ、そこでもチェックを受けているのですが、
審査の決済を急ぐ場合は自分で申請書を持ちまわることも可能なのです

ということで岐阜市の消防本部へ
1,2階は中署として使われているので消防車やあのオレンジ色の消防服を着た屈強なお兄さんが居ます

3階から上が消防本部
やはり屈強なお兄さん方が、こちらでは制服を着て、ハキハキと対応してくれます

無事、提出終了
細かい図面をチェックする筋骨隆々な消防士・・・
想像すると、ちょっと胸がドキッとしました

オープンデスク

by 渡邊 隆弘

ここ2週間ほど、私の右隣の空席にオープンデスクに来てもらっている
イトウさんがみえます。
実務経験者ということもあり...それでは、お言葉に甘え計画のお手伝いをしてもらいましょう。

ということで、明日の新規案件のプレゼン資料の作成を手伝ってもらいました。
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初めてですが、同じ釜の飯を食った同士。
今回の案件が実を結ぶかどうかわかりませんが、
喜びを分かち合えればいいなぁと思います。

勉強

by 安藤 亮介

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恒例の勉強会、8月が夏休みで一回飛ばしだったため、ちょっと久しぶり

テーマは「言葉」:建築由来の言葉や、基本的な専門用語の確認 でしたが
新たな発見や、なにより基本の再確認は今の僕にはまさにうってつけ、身になる勉強会でした

さて、勉強といえば今朝から「社会的共通資本」という言葉について思いめぐらせています
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本をほとんど読まない僕ですが、こう見えても大学院をでており、ということは論文を書いて
修士の学位を得ているわけです(ちなみに、この肩書は本当になんの役にも立っていません)

修士2年の冬、論文の参考文献として読んだのが画像の「社会的共通資本」という本
宇沢弘文さんという経済学者の著書です

ざっくり言えば、社会的共通資本とは、市場原理とは切り離して考えるべき、
社会の共通利益となる環境や制度のことで、
この本のなかでは社会的共通資本としての都市の目指すべき姿が検討されています

今朝、宇沢さんが亡くなったというニュースを見て、以前は漠然としたフィールドで普遍性を目指して“思考”していたことを思い出しました
正直、答えの出ない不毛な思考ではあったのですが、最近はそういった思考の訓練から一切遠ざかってしまっています

実務のディテールを突き詰めるミクロな視点と、
社会全体を見渡すようなマクロな視点、うまくバランスをとれていければいいなぁと
そのためにも、秋の夜長にまた本を読んでみようかな

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