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恒例の勉強会、8月が夏休みで一回飛ばしだったため、ちょっと久しぶり
テーマは「言葉」:建築由来の言葉や、基本的な専門用語の確認 でしたが
新たな発見や、なにより基本の再確認は今の僕にはまさにうってつけ、身になる勉強会でした
さて、勉強といえば今朝から「社会的共通資本」という言葉について思いめぐらせています

本をほとんど読まない僕ですが、こう見えても大学院をでており、ということは論文を書いて
修士の学位を得ているわけです(ちなみに、この肩書は本当になんの役にも立っていません)
修士2年の冬、論文の参考文献として読んだのが画像の「社会的共通資本」という本
宇沢弘文さんという経済学者の著書です
ざっくり言えば、社会的共通資本とは、市場原理とは切り離して考えるべき、
社会の共通利益となる環境や制度のことで、
この本のなかでは社会的共通資本としての都市の目指すべき姿が検討されています
今朝、宇沢さんが亡くなったというニュースを見て、以前は漠然としたフィールドで普遍性を目指して“思考”していたことを思い出しました
正直、答えの出ない不毛な思考ではあったのですが、最近はそういった思考の訓練から一切遠ざかってしまっています
実務のディテールを突き詰めるミクロな視点と、
社会全体を見渡すようなマクロな視点、うまくバランスをとれていければいいなぁと
そのためにも、秋の夜長にまた本を読んでみようかな
秋は気候も良く、イベントごとが増えます。
と言いつつ、夏も色々とあったので、家族があると、大概いつも忙しいものなんでしょうか。
とりあえず、一番大きいのは運動会。
僕は行きませんが、前日の夜からテントで場所取りするほど、やっぱりビッグイベントです。
よく、不平不満が出ない様に「順位を付けない運動会」などと、最近の学校教育を
報道するメディアがありますが、そうでもない。
全学年に、普通にかけっこがあります。というか、かけっこばっかりな印象w
それでも少しは公平に、という意味合いかと思いますが、
短距離走のタイムの近い子達が一緒に走ります。
うちの息子は、まあそれなりに速いけど、飛びぬけてもいないという、非常に中途半端な能力がゆえに、
学年中のエースが集まるグループにギリで入ってしまうという、試練。
おかげでたぶん、あの子遅いなあ、と見られるのでしょうw
本人も少し諦め気味ですが、毎朝のサッカー練習に、かけっこのスタート練習を追加してます。
教える僕は、全く知識なし。いわずもがな、僕も中途半端メンバーの一員でした。
しかしまあ、こういうイベントを、親子で一緒に楽しめれば、それはそれでいいのだと。
そういう意味で、やっぱ順位ではないのかもしれませんが、
なんでも勝った方が気持ち良いんだよなあ。
月曜日を休みにして、3連休となった向井建築事務所
世の中は仕事モードの月曜日、妻は仕事、とは言え一人で家にこもっているのも勿体ないので
朝から渡邊さんの担当されている現場にお邪魔してきました
「河渡の家」です
実は僕の家から車で5分たらずの位置にあり、歩いていけるくらいの距離にあるものの、
事務所とは反対方向なのでほとんど目にする機会がなかったのです
内部は断熱材を吹く直前、外部は足場が張り巡らされて、現場見学には一番楽しい段階
渡邊さんにも細かく説明してもらいながら有意義な朝を過ごせました
んが、休日に朝から早起きしたせいか、帰宅してから二度寝し、起きたのは夜・・・
有意義な朝から一転ものすごく時間の無駄使いな午後になってしまいました
ま、±0かな?いや、かなりマイナスかも・・・