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以前、ケンジさんが起こしていた既設図面、
そこに新設部分の図面が描き足され、今は僕がCGを作っています
いつもとは違って、今既に建っている建物もCGにします
写真と図面を参考にCGを立ち上げていくのですが、
お施主さまからお借りしている図面の厚いこと
もちろん、本来A2の大きさの図面をA4に折りたたんでいるので図面の枚数以上に厚くはなっているのですが、
これがすべて手書きでまとめられているのかと思うと・・・
この図面のおかげで既設部分のCGはそれらしく立ち上がってきました
んー、図面で見る以上にかっこいい!
しかし、勝負は新設部分
今の建物に負けない、というより新旧が相まってより素晴らしい建物になるように、考えどころです
現在、宗一郎くんと進めているとある役所の耐震補強。
当時の村の顔となる建物だけあり立派な造りです。
しかし、築36年。建物の構造基準も変われば、劣化もしていきます。
そして、遠くないであろう震災に対応すべく耐震補強の実施設計を進めています。
当時の手書きの製本図面を読み解きながら、
作図していくため、一から作るのとは訳が違い、
悪戦苦闘中です。
見すぎて次第にボロボロに...
コチラの補修もしなければいけませんね。
手描きのスケッチや模型よりも気軽に変更が効くCG、
図面と一緒に外観と内観のいくつかのアングルをお持ちして打合せを進めていくのですが、
そこで出た希望や変更も、素早く反映した絵をつくることができます
CGの工程を簡単に説明すると、図面を基に3Dモデルを立ち上げる
それを照明やアングルを調整して、例えるならカメラで撮影するような感じで、画像として取り出します
言葉にすると、これだけ
ですので、そこそこの変更ならこれまでのデータをもとに、ぱぱっと反映させられます
画像の取り出しも、最初にアングルさえ決めてしまえばあとはオートマチック
色の具合を何パターンかそれぞれのアングルで試す、なんていうとたくさん画像は出来上がりますが
実際の仕事量はそうでもない・・・ってのは内緒です
ただし、この場合、同じ操作を僕自身がオートマチックに何度も繰り返さねばならないのですが、
ちょっとしたゲシュタルト崩壊、です