耐震補強Part2
現在、宗一郎くんと進めているとある役所の耐震補強。
当時の村の顔となる建物だけあり立派な造りです。
しかし、築36年。建物の構造基準も変われば、劣化もしていきます。
そして、遠くないであろう震災に対応すべく耐震補強の実施設計を進めています。
当時の手書きの製本図面を読み解きながら、
作図していくため、一から作るのとは訳が違い、
悪戦苦闘中です。
見すぎて次第にボロボロに...
コチラの補修もしなければいけませんね。
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現在、宗一郎くんと進めているとある役所の耐震補強。
当時の村の顔となる建物だけあり立派な造りです。
しかし、築36年。建物の構造基準も変われば、劣化もしていきます。
そして、遠くないであろう震災に対応すべく耐震補強の実施設計を進めています。
当時の手書きの製本図面を読み解きながら、
作図していくため、一から作るのとは訳が違い、
悪戦苦闘中です。
見すぎて次第にボロボロに...
コチラの補修もしなければいけませんね。
手描きのスケッチや模型よりも気軽に変更が効くCG、
図面と一緒に外観と内観のいくつかのアングルをお持ちして打合せを進めていくのですが、
そこで出た希望や変更も、素早く反映した絵をつくることができます
CGの工程を簡単に説明すると、図面を基に3Dモデルを立ち上げる
それを照明やアングルを調整して、例えるならカメラで撮影するような感じで、画像として取り出します
言葉にすると、これだけ
ですので、そこそこの変更ならこれまでのデータをもとに、ぱぱっと反映させられます
画像の取り出しも、最初にアングルさえ決めてしまえばあとはオートマチック
色の具合を何パターンかそれぞれのアングルで試す、なんていうとたくさん画像は出来上がりますが
実際の仕事量はそうでもない・・・ってのは内緒です
ただし、この場合、同じ操作を僕自身がオートマチックに何度も繰り返さねばならないのですが、
ちょっとしたゲシュタルト崩壊、です
毎月、社内で勉強会を行っていまして、スタッフが順番に司会をします。
テーマは特に決まりはないですが、まあ建築がらみの事が多いです。
で、今回は僕が司会。
毎回テーマや、プレゼン方法、話のオチに頭を悩ませます。
まあ、そういう意味では、司会者が一番勉強になるのかもしれません。
今回は、今までに設計させて頂いた建物の「今」、ということにして、
とにかく、行ける範囲の過去に設計させて頂いた建物をまわって写真を撮ってきました。
岐阜市の近郊だけですが20件ほど。
自分が担当した物、入社して訳もわからず現場に連れていってもらった物、
入社希望を出すきっかけとなった物。
見てまわるごとに、色々な事を思い出して、一人で楽しくなってしまいましたw
さて、弊社は今年で創業52年目だそうで。半世紀ごえですよ。
まあ、それなりの歴史であります。
事務所の奥には、それはもう膨大な過去の設計図があります。
で、街にはその数の建物が建っているわけです。
そのひとつひとつも、それぞれに歴史を積み重ねていて、撮ってきた写真の中にも
良い変化もあれば、反対に悪い変化や、劣化というものも当然見られるのです。
建築の技術自体、常に進化を続けていますし、
残念ですが、万物は有限ですから。
でも、逆に言うと、僕らは過去から学ぶ為の歴史をたくさん抱えているのだなーと。
ポジティブに考えなきゃ。と思うのですよ。歴史を生かさなきゃ。
そうして、明日からも良い建物を考えていければ、いいっすよね。
と思った勉強会でした。
あと、カメラ持った人が家の周りをウロチョロして、ビビってた人がいたら、ごめんなさい。
それ僕です。
僕がFC岐阜のかなり熱心なファンであることはたびたび話題に挙げてきましたが、
なんか、すごいことになってきました
というわけで語らないわけにはいかない!ですがここでサッカー話だけ取り上げても芸がないので、
タイトルにあげた3つのテーマで三題噺(自分で勝手にテーマを選んでいますが・・・)といきたいと思います
この数週間の間に、「FC岐阜」というワードが少なくとも3回、ヤフーニュースのトップページに取り上げられています
ちなみに、この前にFC岐阜の話題が大きく扱われたのは一昨年、募金で外国人選手を獲得する資金を賄った、という話題でした
昨年末に資金力のある個人の協力を得て、サッカーに興味がない人でも知っているくらい有名な監督や選手を獲得、
おそらく、岐阜だけにとどまらず、全国規模でFC岐阜への関心はかなり高まったはずです
そこで、僕が思い出したのがゆるキャラの「やなな」
もう引退してしまいましたが柳ヶ瀬の非公式キャラクターとして多くのメディアに出演していました
まちづくりに携わっていた大学院のころ、
その「やなな」、正確にはやななを用いてまちづくりをしている団体の代表の方にインタビューする機会がありましたが、
まず最初に全国紙などの大きなメディアに宣伝をかけ、先に全国的に有名になることでることで、岐阜での人気・知名度を獲得をしていったとのこと
「岐阜の人に認められるためには岐阜のメディアではなく中央のメディアに取り上げられなくてはならない」
岐阜の人は「岐阜のもの」に対して、「岐阜の」ものである故に関心を持たない、わけです
まちづくりにとって一番の敵は、無関心です
柳ヶ瀬商店街もかなり空き店舗が目立っていますが、僕より下の世代の人たちはもう中心市街地としての柳ヶ瀬を知らないでしょう
衰退しているということよりも、地域の人たちがそのことに対して関心がもたれないことが、なによりの問題だと思うのです
FC岐阜も「子どもたちに夢を」と掲げていますが、子どもたちに限らず、楽しみを提供してくれるコンテンツは都市にとって重要な要素です
その地域のチームの躍進は、その地域の豊かさにもつながると思います
しかし、これまでは夢どころか、ストレスを与えることのほうが多かったのではないでしょうか
真面目ぶってとりとめもなく長々と話をしてきましたが、何が言いたかったのかいうと・・・
今年こそはマジ頑張れFC岐阜