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徳重の家

費用対効果

by 渡邊 隆弘

先日、第1回目のVE打合せをさせていただきました。
項目を一つずつご説明させていただき、どのような変更を
するのかを確認していきます。
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ビシッーっと、良し!それで。
とは当然行きませんね。
今回の課題は、「建設費を抑えればよい」というだけではないところ。
クライアントの思いとしては、
・今まで積み上げてきたものを無くすのは切ない、という思い。
・質感や設備機器をお値打ちなものにすることで、トータルコストを考えたときに
支払う金額に対して、それに見合う満足感が得られるのか、という思い。
後者の思いが特に強く感じます。

この模索期間はお互い非常につらい期間だと思います。
しかし、今までがそうであったように、
必ず道は開けます。
そして、達成感、満足感が得られると思います。

それまで、ポジティブに進むのみ。
もう少しVEにお付き合いくださいませ。

金額調整期間PartⅡ

by 渡邊 隆弘

なんだか明日は、雲行きがあやしい...
「そんなに積もらなくてもいいよ。」と夜空につぶやいてみる。
起きたら一面真っ白なんだろうなぁ。
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さて、コチラの減額項目が並んだ表が、クライアントの手元にもあります。
金額が入っていない状態ですが、
結構、うっ!とくるような項目も中には...
目標が決まるまでのこの期間は、かなりの心労をおかけしていることだと思います。

この項目に、2社の建設業者さんからもらった減額金額が埋まりつつありますが、
およそ当初の1割強減といったところでしょうか。

今週末にひかえたクライアントとの打合せ。
うまくまとまるといいなぁ~。

金額調整期間

by 渡邊 隆弘

この調整期間は、ネガティブに考えるのでは無く、
前向きに、設計を見直そうというのが前回のブログで書いた思いです。

まずは減額要素として約30項目ほど抽出。(副所長が)
採用、不採用が判別しやすいように各項目ごとに
減額金額を出してもらいます。
その作業を、2社のゼネコンさんに依頼。
その差は、数十万円なのでマイナス金額によっては逆転も当然ありです。

それと、もう一方ではクライアントの自然素材への拘りで、
断熱材の仕様を変更したらどうなるか?
プラス要素になるかもしれませんが、マイナス項目と合わせて
トータルで考えたりします。
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↑自然素材でできたセルロースファイバー断熱材。
調湿や防音、防虫に優れる。

妥協...いやいや、代替案を探すのと同時に
半ば諦めていたモノを復活させることができるか、
次週明らかになるでしょう。
なるといいなぁ~。

見積開封

by 渡邊 隆弘

2月1日。
ついに全6社から出された見積書を開封する時がやってきました。
この時点では、少し不安ながらも随分期待が高まってくる瞬間です。

いざ、勝負。(アイウエオ順でオープンしていくのですが...)
一番始めのアから始まる工務店さん。一番高かったです。
ん~幸先悪し。
気を取り直して次へ...
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各社出そろいました。
同じ図面で拾ってもらっても、すんごい金額の差!
その差 1,500万円。
嘘でしょ!ってくらいの開きです。
過去最高かも。

複数の建設業者さんにお願いすることで、適正な
価格を見定めるということは大切だなぁと思いました。

バチッと、予算内に着地することはできませんでしたが、
頑張っていただいた2社で、減額項目を抜き出し、
金額調整(Value Engineering 通称VE)をしていきます。
今回の工事で必ず必要なもの
まぁ我慢できるもの
これは余分だったなというもの
もう一度設計を見直す良い機会だ。
という気持ちで前向きに考えていきましょう。

担当のワタクシちょっと野暮用で頭がいっぱいなので、
VEは副所長の手に委ねられました。
しばしの間、安心して外野スタンドで眺めることにしましょう。
宜しくお願いします。

見積開封まであと3日

by 渡邊 隆弘

2月1日(土)には、各社から見積書が届けられます。
見積をしてもらっている業者さん方は、最後の最後まで
お値打ちになるように頑張ってくれていることでしょう。
と、期待しています。

2週間ほどの見積り期間中には、
図面で読み解きにくかったり、
確認したいことを質疑書として上げてもらいます。

質疑がない方が、我々としては良いのですが、
無いと寂しい...
(あまり多すぎても困りますがね。)

程よくあった方が、「おっしっかり見てもらっているなぁ!」と
やる気や意気込みが伝わってくる、そんな感じがするのです。

さて、徳重の家はどうかなぁ?
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ん~っ、各社のやる気が伝わってきましたよ~。

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