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山手の家

外壁の色。

by 向井 一比古

いつも外壁の色を決める時は、少し勇気が必要になります。
失敗出来ないというネガティブ思考が働くんだと思います。

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足場の上のクライアントと山下くん、
私は下から外壁の色、軒天、ルーバーの色見本を眺めながら、協議中です。
いつも直感的にいいなと思った色を選ぶように心掛けていて、
第一印象をお勧めし、暫定的に外壁と軒天、ルーバーの色が決定。

今後は、内装関係の壁、タイル、家具・・・検討して決める事が沢山。
物事を決めるのも現場の醍醐味ですね。

モックアップ。

by 向井 一比古

現場は、断熱材の吹き付けが完了し、壁、天井のプラスターボードが
貼られる時期になってきました。
キッチン部分の模型(?)を造って頂けたので、現場で打合せ。
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カッコ良く言うと、モックアップ(模型)と言います。
コンパネ造りの張りぼてキッチン、大工さんの作業がテーブル、
細い木材で間接照明の位置関係を出してもらい、後は頭の中で想像力を働かせます。

テーブル上の間接照明位置、床暖房の位置等々、
モックアップのお陰で、空間イメージが超リアルになり、いろいろな事をとても安心して決める事が出来ました。

段取りをしてくれた、大工さん、山下くんに感謝。
この一手間が、とっても大切なんですよね。

大工さん。

by 向井 一比古

多くの場合、一人の大工さんが何ヶ月も掛けて、
一軒の住宅の大工仕事を進めてくれます。

山手の家の大工さんは、尾崎さん。若くて馬力ある大工さんです。
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一人の大工さんに仕事をお願いするのは、上質なクオリティ確保の為です。
多くの大工さんに同時に入って頂くと仕事は、スピードアップしますが、どうしても、大工さんひとり一人の癖が出たり、違いが出て、不具合に繋がる場合が多く、
時間は、掛かりますが一人の大工さんに仕事を進めて頂くのは、とても大切なんです。

尾崎さんも何度もご一緒させて頂いてるので、お互い知り尽くしてる感があって、
間違いないと思ってます。
断熱材の吹き付けまで終わった現場、大工仕事の半分が終わった頃でしょうか。
大工さん、今後も宜しくお願い致します。

借景。

by 向井 一比古

借景、検索すると
「遠くの山などのけしきを、その庭の一部であるかのように利用してあること」
だそうです。

山手の家では、裏山の緑と岐阜駅前の景色も少しお借りします。
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足場とネット越しになりますが、岐阜駅前のツインタワーが見えます。
夜は、山の木々部分は、漆黒となって、ツインタワーの航空障害灯がゆっくり赤く点滅して、
夜の景色になると思います。なかなかムーディーな借景になりそうです。

この借景、設計時は、駅前がここまで見えるとは思ってなかったので、ラッキー。
プラスの想定外、いい感じのリビングになりそうです。

定例会議。

by 向井 一比古

定例会議は、クライアントにも参加して頂く関係上、土曜開催が多いです。
折角のお休みにご参加頂くクライアントには、
出来る限り現場を見て頂き、感じて頂けるようにします。

今回は、先日ご案内した秘密の場所にて打合せ。
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影絵のようなクライアントと山下君、手摺りの高さや、裏山への照明位置等を確認。
今回は、夕刻からの定例会議、会議終了時は日没で、廻りの暗さ、静かさを改めて感じた
実の多い定例会議でした。

もう一つは、ショックな事が起こりました。
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現場で落とし、ヒビヒビです。

自責の念にかられながら、ヒビだけなんで、使っていると強化ガラスの破片が指に刺さり出血。
でも軽症なんで、またお金も掛かるし、設定も面倒なんで暫くこのままかな・・・

でも、ヒビで見にくい、小さいけど悲しい出来事でした。

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