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現場ブログ

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揖斐の平屋

黄色

by 小川 賢二

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現場へは、工事の進捗状況をなんとなく想像しながら行くのですが
到着した途端、黄色かったのでビックリしました。

これは、打ち放しコンクリート用の化粧型枠です。
別にこれ自体は珍しいものではないんですけど、
今までの鉄筋だけの状況と違い過ぎて。
大きいし黄色いし。

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足場も建って、より「工事現場感」が出てきました。
この感じ、すごく好きです。
でも、高い所は嫌です。
職人さんや監督さんには絶対なれません。

設備関係

by 小川 賢二

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さて、チェックするのに、まあまあ手間のかかる施工図が届きました。
電気・設備関係の器具の位置を決めていきます。
照明器具の位置、換気扇の位置、空調機の位置、それらのスイッチの位置と高さ。
全てが一つの空間に混在していますから、喧嘩しない様に同時に考える必要があります。
そして、ひとつひとつの器具の位置には意味があるわけで、
テキトーにその位置にある、というのはひとつもないし、
それだったら僕らがチェックする必要もないですしね。

周りを見渡して見えるコンセントとか、頭の上の照明の位置とか、
どうしてもそこになきゃダメっていう意味が、ありそうですか?
僕らの仕事は、そうやって「全部」に意味を付けて行く仕事なのです。

現場状況

by 小川 賢二

基礎のコンクリートを打設後、土を埋め戻して
これから壁の鉄筋を組んでいくところです。
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鉄筋の向こう側、山の手前にピシっと水平に立っているのが、
この間、完成したコンクリート打放しの擁壁です。
擁壁の近くまで行くと、随分と背の高い壁ですが、
こうして遠くから見ると、周辺の道路や建物だけを隠して、
その上の山や空には邪魔にならず、いい感じ。
壁ごときで邪魔できるような、ちんけな景色ではないですけどね。

随分と暖かくなってきたのに合わせて、周りの植物の様に、
これから鉄筋が上へと伸びて、建物の形が出来てきます。

定例

by 小川 賢二

大橋くんを連れて定例会議に行ってきました。
現場監理とはこういう事やで、と見せつける為です(笑)

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で、会議の内容ですが、やはり鉄筋コンクリートなので
木造の場合よりも早めに決め事が迫ってきます。
まだ、基礎までしか出来ていませんが、この先の仕上げの事とか、
設備や電気の関係の内容が多いです。
材料のサンプルなんかも、じゃんじゃん出てきます。
後輩が横で見てるので、なるべくカッコよく答えていきます。
今日は宿題を残さず、決めていくことができました。

が、たぶんまた、監督さんから施工図が結構なペースで
送られてくるんだろうなあ。
置いて行かれない様に、負けずにチェックしていきます。

擁壁

by 小川 賢二

打ち放しコンクリートの擁壁ができあがりました。
定例で現場に着くと、まさに型枠をバラし終わったところ。
できたてです。
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打ち放しは本当に難しいので、この型枠バラしは緊張しますが、
全長50m以上、高さも2m以上である事を考えると、
とても綺麗に打てたと言ってよいと思います。
手で触れると、ツルツルです。
コンクリートなので堅いに決まってるんですけど、
なんとなくしっとりした、柔らかさも感じる様な肌。

これから続く、建物本体の打ち放しにも、期待がもてる擁壁の仕上がりでした。

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