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揖斐の平屋

養生中

by 小川 賢二

現場がとても静かです。
人の気配が全くない。
いつもの足場を上ると、こうです。
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養生期間です。
事前に設備関係を検討しないといけない、とか
打ち放しの丸い穴ぽこの位置に拘ったりとか、木造にはない
鉄筋コンクリート特有の難しい色々は、ひと段落です。
だって、もう、コンクリート打っちゃったもん。

あとは、その仕上がりを祈るだけ。
杉板型枠とか、大丈夫かしら。

配筋終盤

by 小川 賢二

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いよいよ今週末のコンクリート打設にむけて
鉄筋工事は終盤、屋根の配筋をしています。
屋根の上は暑い。
真夏ではないので、これでも、まだまだなんでしょうけど、暑い。
職人さん達には本当に頭が下がります。

そんな皆さんが作業している真下は。
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鉄の棒がジャングルの様です。
これらがしっかりと屋根の型枠を支えてくれることで
コンクリートが固まるまで、その重さに耐えて
建物の形を保ってくれます。
まさに、縁の下の力持ち。

配筋

by 小川 賢二

配筋工事が進んでいます。
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場所によって違いますが、15~20センチの間隔で
鉄筋がタテヨコに並んでいる事を思うと、
全部で何本の鉄筋を組んでいるんだろ、と気が遠くなります。
要所で配筋の検査をしていますが、もちろん鉄筋の本数は間違いありませんし、
その間隔もかなりの精度で正確に組まれています。
一昔前、耐震偽装事件で鉄筋を減らしてた、なんてのがありましたが、
ほんとくだらない、と思ってしまう。
そんな事、考えつかないくらい、みんな一生懸命に仕事してますよ。

杉板

by 小川 賢二

前回は、片側の杉板型枠が立っているところでしたが、
今回はもう片方の型枠を作っているところに出くわしました。
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黄色いのが、いわゆる「打ち放し」を作る為に使う
ツルツルの塗装合板。
で、その上に杉の板を貼り付けている様子です。
全長が7mちょっとあって、幅が60cm。
黄色が全部隠れるまで、杉板を貼りつけた物を、
縦に8枚積んで、この壁の型枠が完成します。

コンクリートを作る為に使う型枠を作る、という
いかにもややこしい作業工程です。

木色

by 小川 賢二

前回の現場は随分と黄色かったんですが、
今回は木の色に変わっていました。
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壁の型枠が順じ組み立てられていて、建物の正面はこの様に
ほぼ建物のボリュームが現れています。
平面的な広さも感じていましたが、こうして立体になると、
高さ方向にもかなり大きい。

で、この大きな壁の裏側にまわると、
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黄色の上に、木の板が貼ってあります。
弊社の設計で頻繁に使う、杉板型枠による打ち放しです。
木の板の模様が、コンクリートに転写されて、
個性的な表情が生まれるんですが、これはこれで一発勝負なので、
仕上がりがとても心配な工法です。

しかし、僕が心配したところで、何の足しにもなりませんので、
あとは現場の皆さんにお願いするほかありません。

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