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池田のリノベーション

階段

by 小川 賢二

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前回の投稿の補足的な感じになりますが、
今度は階段側から玄関方向を見たところです。
階段の横のスヌーピーの奥に玄関ホールがありましたが、
扉があって見えませんでした。
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それがこうなったわけです。
外の明るい景色が視界に入ってくるのが気持ち良いです。
そしてこの階段。この住宅の中で一番、納まりに拘った部分です。
打合せも何回もしましたし、監督には何度も図面の訂正をしてもらいました。
苦労して頂いたおかげ。とてもカッコよく仕上がりました。

従来よりもスッキリとした玄関ホールには、ちょっとした絵画も似合いそうです。

玄関ホールのリフォーム

by 小川 賢二

監督さんが撮っておいてくれた、ビフォーアフターの写真をお借りして
リフォームの内容をお伝えします。
既設の建物は40年ほど前の鉄筋コンクリートの住宅です。
デザインについては流行もあるので、少し年代を感じはしましたが
当時としては、とても立派な住宅であった事を、初めに記しておきたいと思います。
また、写真は解体中のものですので、若干室内が散らかっていますが、
お住まいの時の様子ではないことも付け加えておきます。

さて、玄関を入ったホールの様子がこちら。
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右側の扉の奥がリビング。正面の扉の先に階段室があります。
カーペット敷きで住宅のホールとしては広くて立派ですが、
なんとなく閉塞感を感じる空間でした。

なので、正面の壁をぶち壊しました。
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あらスッキリ。
壁が無くなって、ホールにとても奥行感が出ました。
また、階段をスケルトンな形に造り変えたことで軽い印象に。
階段を通して、2階からの光が落ちてきて、
それも、この解放感に繋がっているのかな、と思います。

間接照明やダウンライトの位置にも拘ることで、
室内に陰影を作り、「ただただ広い」とは見えない様にしています。

引き渡し

by 小川 賢二

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工事期間、約半年を経て、本日引き渡しをさせて頂きました。
改修工事という事で、新築とは違う検討事項が多くて、
判断に悩みながらの半年間でした。
今日の引き渡しでのクライアント夫妻や、そのお父様達の笑顔を見る限り
まあそれなりに良い仕事ができたのかな、と自画自賛しています。
とは言え、クライアントにも色々とお知恵を頂き、とにかく感謝。
楽しい現場をありがとうございました。

担当の監督さんとは、初めてのお仕事でしたが、
見解の相違とか経験値の差とかジェネレーションギャップ等々ある中、
たまに衝突しつつ、概ね歩み寄りつつ、また衝突しながら、
いつもより「一緒に造ってきた感」が強く残る現場となりました。

で、その監督さんから1冊のファイルを頂きました。
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建物内外のビフォーアフターの写真集です!
ということで、監督さんの撮ってくれたこの写真集をネタに
リフォームの匠の技を、次回以降のブログで少しご紹介します。

手直し期間

by 小川 賢二

週末の引き渡しに向けて、現場は手直し期間です。
完成検査で見つかった不具合や汚れの是正。
と、検査に間に合わなかった所の仕事を進めてもらっています。
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最近、弊社で流行中の銅板貼。
今回は建物正面の玄関ドアに貼ってみました。
なかなかに、チッカチカ。
きっとすぐに酸化が始まって、渋い色に変色するはずです。
「経年変化」は、往々にして寂れていく景色に対する、
言い訳に感じられる事が多いですが、銅の変化はカッコイイ。
というか、変化してくれないと、ちょっと恥ずかしくもあるのです。

検査

by 小川 賢二

ついに工事も最終段階、完成検査を行ってきました。
担当者である僕も、仕上がって綺麗になった状態を見るのは
この時が初めてなので、正直ビビリます。

建物の内外共に、隅々までクライアントと一緒に
チェックしていきます。
職人さん達が、一生懸命に仕事をして頂いても
やはり、少なからず手直しは発生します。
単純な汚れから、少し笑ってしまう様な凡ミスまで。
家じゅうに、手直しを示す紙テープを貼ってきました。

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引き渡しまで10日ほどありますので、その間に完璧な状態に仕上げます。

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