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池田のリノベーション

追い込み

by 小川 賢二

ちょっとブログの間が空いてしまいましたが、
当然、現場は着々と進んでいます。
というか、週明けには僕らとクライアントの検査を行うという
最終段階が近づいてきました。
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家具屋さんが工場で作ってきてくれた家具の取付。
部屋の印象の多くを、家具が担っていると思うので、
打合せも細部にまで拘って進めたので、きっとかっこいいはず。

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家具が付いた後は、室内の塗装です。
部屋の印象どころか、もう部屋そのものを仕上げる工程。
床も職人さんの服も塗料でベタベタですが、
質感のある綺麗な仕上げになっているはず。

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別の作業場では、板金屋さんが玄関の建具に
銅の板を貼ってくれています。
この真剣な顔からして、仕上がりは心配ないはず。

そう。「はず」だらけですが、ここまで来ると、僕のやる事は無し。
今までの打合せを信じて、皆さんの頑張りを見守ります。

不安というより、完成形を初めて見る、週明けの検査が楽しみです。

足場バラシ

by 小川 賢二

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外部の塗装工事がほぼ終わって、足場をバラシました。
従来のカラーリングを踏襲するのがクライアントの意向でもあり
大きく外観のイメージは変わっていません。
ですが、使う材料や工法の進化で、建物の性能は随分と高まっています。
特に、とても重要な防水工事については、既設とは雲泥の差、
だと見た目でわかるほど、キッチリと施工し直しました。

いよいよ、ここからは内部の仕上げ工程に入っていきます。
の前に、家具の製作がちょこっと遅れ気味。
頑張れ家具屋さん!

見えないところ

by 小川 賢二

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何度か現場でお世話になった強面の大工さん。
弁慶の様に長い棒を持って記念撮影とか
そんなわけはなく、実は弁慶が棒で支えている天井裏に、
もうちょい身軽な大工さんが潜り込んでいます。

この天井は今までの仕上がりのままなのですが、
物干しをする為の金物を天井から吊るすので、
天井裏で補強工事をしているのです。
リフォームと言っても、見える所だけでは済まない様で。

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外部はリフォームらしく、外壁の塗り替えをしています。
明日は、この塗装の仕上がりを、クライアントと検査してきます。
工事も終盤、何かを決める事よりも、チェックする業務が増えてきました。

シンプル

by 小川 賢二

いかにも何かに悩んでいる風な大工さん。
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この部分は、引き戸が壁の中に納まるところなので、
きっとその壁の厚みとか位置とか、いやわかりませんけど、
とりあえず何かに悩んでいるのでしょう。

こういうちょっとだけ手の込んだ仕組みを作りたがるのが、
僕ら設計事務所の性分であり、同時に、作り手からは
少し煙たがられる所以なのだと自覚しています。
でもいいんです。結果的にカッコよくなれば。

昨今は、同じ「シンプル」という言葉を使っていても
「何もしないこと」をそう呼ぶ風潮がある気がして。
ごちゃごちゃやらない、これが素材の味です。みたいな。
デザインしない事をシンプルと呼ぶのはどうかと思っています。

作業工程をシンプルにするのではなく、
手間をかけてシンプルなデザインに見せる。
それが本来。

建築雑誌をチラ見する度に思う、愚痴でした。

階段

by 小川 賢二

何度も話題にしている階段が、ぐっと完成形に近づきました。
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踏み板が取り付けられて、もう2階にあがる時に
不安定なハシゴを上る必要がなくなりました。
地味にそれが嬉しい。

コンクリートがむき出しの壁のせいで、随分と殺伐としていて、
手摺替わりの鉄の棒が、牢屋の様な雰囲気を出してますが
床や壁が綺麗に仕上がってきたら、軽快な階段になるはずです。

玄関ホールとして、あまり機能していなかった空間でしたが、
明るく広々とした印象に変わりました。

次は外壁の塗り直しの色決め。
ご近所さんに「リフォームしたよ!」と一番伝わりやすい部分だし、
慎重な決断をしたいと思います。

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