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池田のリノベーション

by 小川 賢二

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2階は大工さんが壁の柱を立ててくれて、
部屋ごとの領域が明確になりました。
それぞれの部屋の広さや、距離感、明るさ等
色々を感じながら、あらためて照明器具やコンセント、スイッチ類の
位置や高さを再検討しました。
図面に定規をあてて寸法を測るのと、
歩幅で距離を感じるのとでは、やはり印象が違うもの。
現場での打合せをなるべく多く行いたい理由の1つです。
特にリフォームは、想定外の事が多いですしね。

年内はこんな感じで終了。
年明けからは、より広範囲の工事が始まります。
増築部分もあるし、外構にも懸案事項がいっぱいあるし、
家具とかキッチンとか、まだ触れてもない内容がたくさん。
頭の中でボンヤリと構想を浮かべながら、新年を迎えます。

スケスケの階段

by 小川 賢二

現場は、まだまだ工事が始まったばかりという雰囲気で
目に見えて進んでいる感じではありませんが、
ちょこちょこと監督さんから検討事項が投げかけられます
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今日は階段の検討図面が送られてきました。
実際に階段を掛けるのはかなり先だとは思いますが
事前に工場で作ってくる物があったり、材料の発注をしておいたりと、
準備は随分と前から始めないといけないんです。

この階段は、天井からのボルトで踏み板を吊る様な意匠で、
納まりも現場での作業も難しそう。
なんとなくの理想は頭の中にあるのですが、それをどう具現化するのか、
コストも考えながら、作業性とか安全性にも注意しての検討。

監督さんと相談しながら、一番良いところに落ち着けたいです。

下地

by 小川 賢二

ピンクの断熱材が施工された2階は
なんだかアーティスティックに天井下地がぶら下がっていました。
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柱部分の白いボンドの跡もあって、シュールです。

この天井下地をぶら下げたのは、3年ほど前に
木造住宅の現場でお世話になった大工さんでした。
知った顔に他の現場でお会いすると、なんだか嬉しいし
一緒に仕事をした事のある方だと、やはり安心感が違います。

今後、壁や床の下地や、壁材、床材の貼り付けなど、
基本的にはこの1人の大工さんが進めてくれます。
今のシュールな状況からだと、気が遠くなるほど、
大工さんの仕事って大変だし、尊敬しちゃう。
やはり男の子の憧れの職業です。

メジャー

by 小川 賢二

ゴツ目の監督さんの手。
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その手の中にある、いわゆるメジャー。
打合せで、数字に関する検討がある時は、
すかさず、サッとメジャーを引き出します。
長さを測る時だけではなく、メモ代わりみたいな感じです。
足し算とか引き算もこれでしてました。
長い監督生活で身に着けた、知恵なんでしょうね。

現場での打合せでは、
経験値に基づいたアドバイスを沢山くれる監督さん。
僕とは価値観も違うし、視点も違うけど、
積み上げてこられた言葉の重みはいつも感じています。

「建物のタメによくないね」が口癖。
予算に関係なく、こういう考え方ができる人は良い。

温度差

by 小川 賢二

手前と奥の見た目のギャップ、すごい。
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職人さんの持つ工具から、このピンク色が噴出していて、
天井と壁のコンクリートを覆っていきます。
木造でも標準的に使っている、吹付発砲ウレタンという断熱材です。
板状のものや、マット状の断熱材も場合によっては使いますが、
気密性を考えると、この吹付断熱の方が断然有利。

見た目の温度差同様、随分と断熱効果が上がるはず。
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