ZEH
カーボンニュートラル実現に向けた住宅の取り組み。
「ZEH=ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」
家庭で使用するエネルギー消費量を年間を通して”0”に...と。
政府が進める取り組み。補助金もあり。
住みやすい空間は、もはや目に見えるデザイン性だけではなく
省エネでなくてはいけない、ZEH住宅が当たり前になるのかも
しれません。
「加納城前の家」のZEH住宅化を検討していきます。
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カーボンニュートラル実現に向けた住宅の取り組み。
「ZEH=ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」
家庭で使用するエネルギー消費量を年間を通して”0”に...と。
政府が進める取り組み。補助金もあり。
住みやすい空間は、もはや目に見えるデザイン性だけではなく
省エネでなくてはいけない、ZEH住宅が当たり前になるのかも
しれません。
「加納城前の家」のZEH住宅化を検討していきます。
敷地を知る上で重要なのが、目視できる周辺環境
方角、接道や隣地建物の状況だけではありません。
地盤の状態をある程度、把握しておくことも大切です。
コチラは、「加納城前の家」の近隣地盤データです。
実際の調査前に、近隣の地盤データを確認し試験方法の
選定をしたり、敷地購入を考えている方にとっては一つの
選定の材料になるかもしれません。
この辺りは、比較的浅い層で「ガリガリ」と礫質土の
支持層に到達するもよう。
加納城が建っていた周辺だけあって、地盤は強固なようです。
キッチンと浴室は、クライアントの好みが
一番ハッキリと表現されるところだと感じます。
双方とも大きく分けて、一点モノで製作するか
メーカーの製品にするかの選択肢があります。
ブログ等でご紹介するキッチンや浴室は製作する
タイプが多いのですが、今回の「加納城前の家」は
後者のメーカー品。
ショールームでクライアントがチョイスしたプランが
パナソニックさんから届きました。
どちらもモノトーンでまとめられたカラーは
とてもスタイリッシュです。
メーカーでしか入手できない、トリプルIHや
多機能な設備が使いやすそう。
「加納城前の家」はフルスペックに近い、改めフルスペックの
木造2階建て住宅です。
(長期優良住宅仕様も加わりましたし...)
ご要望をフルに満たす、当初プランの面積は、278㎡(約84坪)
そこから面積調整をおこない、238㎡(約72坪)が現状の床面積です。
そこには、240㎡以下にしなければいけない理由がありました。
240㎡を超えると以下のような減税措置が受けられないため。
・住宅資金に関わる贈与税の非課税措置
・住宅取得時の課税標準額の控除
この240㎡という面積は非常にうまく設定されていると実感。
ガレージ+アルファの過度な諸室を設けるとすぐに限度面積に
到達してしまいます。
広いだけではいけない。なんとも贅沢な悩みです。
建物の高さ検討をしています。
コチラの外観イメージCGのように屋根の高さが
それぞれの部位で違うのが分かります。
リビングの天井を一般フロアよりも高くしたり
公園前から見える手前のアプローチの壁を威圧感が無いように
低く抑えたりしているなど、意匠的に高さを変えています。
また、室内では折上げ天井や間接照明を設けたりしているため
外観では見えてこない高さの変化があります。
構造的な観点と意匠的な視点からプロポーションの良い
ファサードとなるように、ベストな高さを算出するため
頭をひねっています。