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川辺の家

平屋のリノベーション

by 渡邊 隆弘

地鎮祭を終えた『川辺の家』
本題の前に、平屋のリノベーションを行います。
対象建物はコチラ。

既設の間取りは、LDKの1フロアと6帖+8帖の二部屋、それに便所というもの。
その間取りを改良し、浴室と洗面脱衣を新たに設けます。

今までは、トランクルームとして活躍していました。
それを、クライアントの父上がお一人で住まう家に
リノベーションを行うわけです。

本番前の肩慣らしと行きたいところですが、
この様な建物の改修が一番難しいというのが私の思うところ...

リーズナブルなんだけど、一人で住むには十分満足できる。
かゆいところに手が届く、程よい住宅に生まれ変わります。

地鎮祭

by 渡邊 隆弘

まさに、小春日和。
穏やかで心地よい天候の下、地鎮祭を執り行いました。

パチパチパチ~ッと、御子息も喜んでいます。

神主さんは、川辺町の氏神様である
太部古天神社からお見えになりました。

地元色と言うのでしょうか
祝詞が少し違う...言葉が長め。
しかも、ラジカセから雅楽の音色が流れてきた~
まるで、本殿でお参りしているようでした。
演出はその場の雰囲気を変えますね。

今まで経験のない、厳かな地鎮祭に立ち会うことができ
ガツンとスターターピストルが鳴らされました。
まずは、平屋の建物の改修から工事を行います。

多目的シューズクローク

by 渡邊 隆弘

『川辺の家』のシューズクロークは、サブ玄関兼用で
6.8帖程あり床面積を通常よりも広くとっています。
どちらかと言えば、シューズクロークと言いますか
多目的収納庫に近い感じです。

収納としては、7mの壁面収納棚があり
シューズはもちろんのこと
アウターにゴルフバック、アウトドアグッズ等々
置けないものは無いくらいです。

しかも、うんていがあるという多目的っぷり
外出前や帰宅後に、一ぶら下がり!
子供たちの発育だけではなく、クライアントの
健康づくりも出来てしまいます。

敷地全景

by 渡邊 隆弘

立冬を向かえ、冬が始まるというのに
日中はポカポカ陽気。
気候の変化に戸惑い気味ではありますが、
こちらの変化には驚きしかありません。


二軒目の解体後、敷地全景が現れました。


こちらの、一軒目の解体後でも広っろいな~と思いましたが
倍ですからね。全然違います。

今回が初見の、何もない状態の敷地全景。
計画を始める前の、真っ新な状態のペーパーと同じです。
ここから町屋から空地へ、そして新たな風景となるべく
『川辺の家』の工事が始まっていきます。

常識破りのコーナー

by 渡邊 隆弘


こちらのCGはリビングから南側に面している庭を見たものです。

「川辺の家」はLDKの勾配天井が、拘りポイントの一つなのですが、
それだけではありません。
このCGの中にも拘りポイントが隠されています。

それは...南東へ抜けるコーナーガラスです。

建物の角に柱が来るのが、構造上の常識なのですが
ワザとズラし、ガラスのみで納めています。
そうすることで、柱一本でも遮るものが無くなり、
視界が格段に広がります。

常識破りの少しの工夫で、ずっとここに居たくなる
リビングに成るはずです。

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