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川辺の家

続 共通認識。

by 渡邊 隆弘

先回のブログで書いた共通認識。
工務店さんとは、同じ建築に携わる者として、
設計内容は十分にご理解頂けたかと思います。
また、クライアントに対しても、打合せ時のCGやサンプルよりも
イメージをリアルに感じていただけたのではないでしょうか。

ハウスメーカーのようにショールームを持たない我々設計事務所は、
この様な機会を多く持ち、ご紹介していけたらと思います。

キッチン上部のレッドシダーを張った天井。
クライアントが見つめる仕上がりになります。

共通認識。

by 渡邊 隆弘

パートナーが決定し、工事着手間近となった「川辺の家」。
弊社の竣工間近となった案件を、クライアントと工務店さんに
案内させていただきました。

主な目的として...
クライアントには、仕上りのイメージをより具体的に持っていただくことや
設計と完成イメージの相違を詰めること。
そして、工務店さんには、施工事例の確認と事細かな納まりを
実際に見てもらうことです。
クオリティーの確保とモノづくりへの共通認識を持つという上では
とても重要な機会です。

このような視察も監理の一環です。
設計図書のとおり工事が進められているか?だけではなく、
それ以上に大切な監理があるのではないでしょうか。

パートナー選び

by 渡邊 隆弘

川辺の家の「VE」は、入札を行った5社から
お値打ちな金額を提示してもらった、2社の工務店に絞られ、
最後のバトルに突入しています。
(バトルと言いましてもセリのようなイメージではありません...)


さて、高額な商品を購入する場合
何を基準にお買い求めになりますか?
①モノ自体の価値。
②アフターフォローがしっかりしている。
③コーポレートアイデンティティの価値観に共有
④信用のおける相手である。(人間性にひかれ) etc...
様々な判断材料があるかと思います。

とりわけ、同じ、もしくは近しい金額の場合は判断が非常に難しいでしょう。
住宅の場合は特にですね。
施工中もそうですが、竣工してからの方が付き合いは長くなりますからね。
工務店=ベストパートナー(クライアント+設計事務所も含めて)
また、一つのモノづくりを通して、信頼関係を築き上げていける相手であること
クライアントの為に立ちまわれることが大切だと常々思っています。

解体開始。

by 渡邊 隆弘

原風景と比べるとポッカリと穴が開いてしまったような
現在の敷地の様子。

もうすでに、解体完了かと思ってしまうのですが...
まだまだ、これでも二軒ある一軒分しか解体していません。
解体工事はまだまだ続くのですが、
かなり奥行きのある敷地が姿を現しました。
因みに敷地は、手前側溝から、重機の隙間から見える
奥のブロック塀までです。
このスペースがほぼ、芝生敷きのお庭になると思うと
素晴らしい!うらやましいほどの解放感が得られます。

この後は、クライアントの父上の荷支度を経て
残り一軒の解体が開始されます。

造作の浴室vsユニットバス

by 渡邊 隆弘

一般的な住宅の浴室は、ユニットバスが大多数を
占めるのではないかと思います。
しかし、クライアントの浴室への拘りもあるのですが
造る浴室をおススメしています。

タイル張の壁、ホーロー製のバスタブ、
湯船に浸かりながら眺めるバスコート。
洗面と浴室を仕切る、透明なガラス戸 etc
清潔感があり、ラグジュアリーな感じなのです。


この様な浴室です。(施工例)

ユニットバス(UB)も数百万もするハイエンドなタイプから
スタンダードなモノまで様々ですが、
目下、金額調整中の川辺の家
造作浴室からスタンダードUBへ変更したらどうなる?
ということで、金額を算出してもらいました。
およそ100万円近くの減額。
工業製品恐るべし。

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