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傾斜地の家

上棟

by 小川 賢二

待ちわびた上棟が行われました!
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朝8時、多くの大工さん達が黙々と柱を建てていきます。
将棋盤のマス目をタテヨコの番号で表現する様に、
柱に書いてある記号と番号が、所定の場所を示しています。
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上棟の日は、大工さんが一番カッコイイ日だと思います。
力強い場面、高い所を軽快に飛び回る場面、
ノミで材料を加工する姿、どれも絵になります。

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お昼過ぎには、すでに建物の形になっています。
会長の後ろ姿から、僕らの感慨深い想いが伝わりますかね。

図面が現実になることで、それはもう感動するわけですが、
工事としてはやっとここから。
想定外の問題もあるだろうし、迷う事の連続でもありますが、
出来る限りクライアントの要望をくみ取りつつ、
僕の想いもこめつつ、職人さんの都合も半分くらいは聞きつつ(笑)
うまく現場の舵を取っていけたらなあ、と思います。

ひとまず、上棟おめでとうございます!

準備

by 小川 賢二

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いよいよ来週行われる上棟にむけて、
現場はすでに準備を終えて、静かにその時を待っています。
架けられた足場が、なんとなく建物の形に。
今、奥に見える近隣の住宅は見えなくなって、
新しい景色に変わります。
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桧でできた土台には、週末の雨に備えて
全てブルーの養生シートが掛けられています。
現場自体、掃除をしたのか、いつもより綺麗。

準備は万端。
上棟が楽しみで仕方ありません。

型枠をバラシました

by 小川 賢二

仕上がりが気になっていた、杉板型枠によるコンクリートの
擁壁ですが、型枠がバラされて結果発表です。
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概ね綺麗に打てました!
砂利が表面に出てきてしまう様なこともなく、
欠け易い角もカッチリとピン角。
コンクリート工事は、色々な要因が絡み合って結果に出るので、
100点満点って事は、そもそも皆無ってことを考えると、
充分に合格点だと思います。
だいぶん安心しました。

ただ、少し失敗というか、良くなかった部分について
悔しそうな顔をしていたのは監督さん。
来週行われる建て方以降、その悔しさを
存分に晴らして頂けたらと思います。

コンクリート打設

by 小川 賢二

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ベタ基礎のコンクリートが綺麗に打ちあがっています。
現在は、立上りの基礎にコンクリートが打設してあって、
その養生期間です。
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基礎と共に、道路と建物の境に立つ擁壁にも打設済み。
大きな型枠がそびえ立つ様子は以前と変わっていませんが、
型枠の中では今まさに、コンクリートが固まりつつある
大事な段階です。
それも、この型枠は木目の模様が転写される杉板の型枠。
隅々までコンクリートが充填されて欠けが無いことはもちろん、
木目の写り具合がめちゃくちゃ気になりますが、
こうなった以上、固まって型枠を外すのを待つしかありません。

試験が終わって合格発表までのドキドキ感。
全く、楽しいものではありません。

型枠工事

by 小川 賢二

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アプローチ部分のコンクリートの塀の型枠が立っていました。
傾斜地の家なんて名前がついているくらいで、
前面道路が、画像の奥に向かって上り坂になっています。
なので、奥の方では、軽トラックの屋根くらいの高さの型枠も、
手前の方では随分な存在感です。

図面の中では数本の線でしか表現されていない、
こういったそれぞれのパーツが、形とか重さみたいな実態を持って
目の前に現れるのは、現場で物を造る楽しいところです。

思っていたよりも大きいな、と感じたこの塀ですが、
当然ポジティブに想像以上なわけで、
きっと立派なアプローチになるだろうなあ、とワクワクしてしまいます。

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