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傾斜地の家

配筋検査

by 小川 賢二

基礎の鉄筋の配筋検査に行ってきました。
構造図のとおりに鉄筋が組まれているか、
設備や電気の配管との取りあいは大丈夫か等、
現場の中を何度も歩き回って、チェックします。
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多少の是正は、どこでもあるのですが。
こうして目の前で職人さんが作業をしていらっしゃると、
なんとなく、ちょっとだけ小声で監督さんに、注文をつけます。
大声で言ったって、内容は一緒なんですけどね。

多少は言いづらい事もありますが、
コンクリートの中に埋まってしまう鉄筋の状況を
最後に確認できるのは僕だけ。
小声でも言うしかありません。

プレカット打合せ

by 小川 賢二

プレカットとは、建物を建てるのに使う柱や梁などの木材を、
工場で所定の寸法や、適切な形状に加工してくる事です。
現地での加工作業を減らすことで、材料の精度の向上や、
工期の短縮に繋がったりと、今ではプレカットが当たり前。
上棟の時には、プレカットで用意された材料を、
組立てていくというイメージです。

しかし、そんな効率的な工法も、そもそもは僕らの
アナログな打合せで細部が決定されます。
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梁の架け方、柱の位置、大きさ、それらには色々な考え方があります。
プレカット工場の方、大工さん、監督さん、うちの所長、僕と
各々が経験や常識に基づいて意見を出し合って、
その中で最善であろうと思われる案を採用していきます。

こうした打合せの中で各専門家の意見を聞くのは勉強になるし、
ちょっとづつ、建築に詳しくなっている気がして楽しいものです。

白熱した議論2時間。
全てがうまく、まとまりました。

設備配管

by 小川 賢二

これから基礎の工事に入っていくのですが、
その前にやっておく仕事が設備配管です。

給水や排水の配管が家の周りを走って、
どこかで基礎の上に上がり、トイレや、キッチンに繋がれるのですが、
この「家の周りを走るルート」や、「基礎の上に上がるルート」
それらを今のうちに決定しておかないといけないのです。
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設備屋さんが描いてくれた配管の図面に
僕からの要望を書き込んだところ。

どれが良いという事ではなく、色々な考え方がある中で
どれを選択するか。
その選択の裏にどんな理由付けがあるか。
そこを話し合う事が大事だと思うし、そういう業者さんとは
仕事が楽しい。

今回の設備屋さんの施工図からは、
仕事に対する良い感じの熱量を感じています。

柱状改良中

by 小川 賢二

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先週末から柱状改良という方法で、地盤補強を行っています。
現地の土と、セメントを混ぜて柱の様に固め、建物を支えます。
建物の下に、沢山の足を生やして、堅い地層に立たせる感じ。
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今日の現場に置いてあったのは28番と29番のセメント材料です。
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そして、おそらく25番が投入されている所。

袋1つがかなりデカイ上に、29番まである材料、
相当な量で改良を行っています。
自信を持ってバッチリな地盤になります。

柱状改良前

by 小川 賢二

今日から地盤補強の柱状改良を行う予定、
と聞いていましたので昼休みに様子をうかがい行ったのですが
天気の都合もあって、作業は明日からでした。
残念賞。
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それでも敷地には重機とともに、番号付きのでっかい袋。
これが、改良工事を行う際の材料です。
番号に何の意味があるのかよくわかりませんが、
どこの業者さんでも、こうなっていますので明日聞いてみよ。

監督さんや水道屋さんから、チェックすべき施工図が
届き始めていて、いよいよ現場が動き出す感じです。

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