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正木町の家

設計の仕事02

by 小川 賢二

皆でプランを考えて、そして大事な初回プレゼンに挑みます。
前回書きましたように、だいたい平面図は2つご提案しています。
考え方の違う2案。
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敷地の使い方の違う2案の時もありますし、平屋と2階建ての時や、
リビングが1階なのか2階なのかって時、ガレージがあるかないかとか、
まあ色々とありますが、ご要望や敷地の特性に合わせて、どんな事が実現するのか、
それを検討して頂くための2案です。

プレゼンの資料としては他に外観のCGを作ります。
設計が進むと形も変わっていく事がほとんどですし、この形の建物を建てます!っていう主張ではなく、
僕たちはこういうテイストの仕事してますよっていう自己紹介のひとつですね。
まあ、そのまま建ってくれたら、嬉しいのは間違いないですがw

あとは、設計期間と現場に入ってからのおおまかなスケジュールをご説明して
初回プレゼンは終わりです。
やることはやった。
あとは、クライアントからの正式な設計依頼を待つのみ。

プレゼンの準備も力を使いますが、この待ってる期間も、なかなかしんどいものですw

設計の仕事01

by 小川 賢二

まだまだ申請業務が続いていまして、目新しい事は何もありませんので、
もう思い切って、ここまでを振り返って、設計の仕事の流れなどをご説明しようかと。
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ご依頼を頂いて、ご要望をお聞きし、敷地を見させて頂いた後、
スタッフ全員で行うのが、プランのスケッチです。間取りの絵ですね。
上の画像はまさに、この正木町の家のスケッチの1枚です。

ご要望を取り入れつつ、敷地の特徴を考えつつ、周りの景色を頭に浮かべつつ、
外観の形も想像しながら、鉛筆を走らせます。
一番最初で一番大事な仕事でしょうね。そいて一番楽しく、一番しんどいw
「うわ、オレ才能ないわぁ」と毎回夜中に凹みます。
と思いきや、急に新たな事がひらめいたり。一喜一憂です。

所内で発表会をして、通常はAとBの二つの案を選び、初回のプレゼンの準備に入ります。
このプレゼンによって、お仕事を頂けるかどうかが決まるので、すごく重要。

そう。初回もそうですが、もう少し先まで、僕たちタダ働きなんですw
ですので、僕らの力を試す意味でも、お気軽にプランのご依頼お待ちしていますよ。

メモ。

by 小川 賢二

この現場の監督さんは、僕は初めて一緒にお仕事させて頂くのですが、
すごく人間味のある感じの、イケメンなオジサマです。
僕と意見が合うかは別として、ご自分の意見をしっかり持っていらっしゃる。
ので、たぶん、もっと工事が進んだら、どこかで衝突し合うこと必至ですw
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事務所で打ち合わせをした後の、監督さんの図面です。
メモっている内容はどうでも良いのですが、というかどうでも良い事を、
常に書き続ける癖があるようで。
会話の中に出てくる単語を無意味にメモしていますw
電話してると、話しながら訳のわからない事を、走り書きしてしまうアレと同じかな。
結局、帰って消すらしいですけど。

学生の頃から、綺麗にノートを書いたら負け、みたいな持論があったので、
メモする習慣がほんとにない僕ですが、物忘れが激しい最近。
少しだけ見習おうかなあ、と思った打合せでした。

電柱でござる。

by 小川 賢二

色々な申請業務が絡み合って、安藤君が走り回っています。
なお、まだまだ続く模様。がんばれー。
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役所関係の申請とはまた違いますが、敷地の前に立っているこの電柱の
移設をお願いしています。
前に建っていた住宅とは、玄関や駐車スペースの位置が違いますので、
この電柱を移設しないといけないのです。
ただまあ、これは電力会社さんに連絡して、こちらで費用を負担すれば
技術的に無理な事でなければ応じてもらえます。
道路ではなく、自分の敷地に建てるなら費用がかからないとか、色々あるみたい。
案件ごとに条件が違うでしょうから、一概には言えませんが。

また、電柱の位置が変わると近隣のみなさんに、多少なりとも影響がでることもあります。車が出にくくなるとか、電線の方向が変わるとか。
なので、自費工事ではありますが、近隣の方にご説明とご了解を頂きに
お伺いしてから移設することになります。
家の前に邪魔な電柱がある方も諦めないでw

そんなことで、本格的な工事開始まで、まだ下準備が続きます。

位置確認。

by 小川 賢二

建物の位置の確認に行ってきました。
敷地のどこに建てるかって事なんですけど、まあ図面に描いてあるわけなので、
そこまで大きく変わることはないですけど。
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こんな木の板や、ほっそいカラフルな糸、ビニールテープを張って、
建物の位置と床の高さを示しています。
これだけだと、どこまでいっても平面的ですので、立体になった所を想像しながら、位置を決めます。
結論的には図面通りの位置関係に納まりましたが、もう少し動かした方がムダな敷地が
減るかなと思いつつ、隣地との距離感を考えるとやっぱ戻そうかな、と思った結果です。

過程が大事とは言いますが、結果を伴った過程が大事なんですよね。
違うわ、結果が大事だ。その為に過程があるのだね。

なので、クライアントと一緒に定例会議を行って、全ての事を決めていくのです。

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