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長良子正賀の家

1ヶ月後の点検

by 渡邊 隆弘

引渡しから約1ヶ月を目安に、最初の定期点検を行います。
初期不良が無いか?
使用上不便なことは無いか?等々
また、クライアントの様子や住み始めての感想を伺いに、
現場監督さんと1ヶ月点検にお邪魔してきました。

寒さが増してきたこの頃ですが、大開口から入る南からの
採光のおかげで、室内は暖かく暖房機器が無くても
心地よい環境でした。
少々、その環境にうっとりしながらも本来の目的である点検へ。

乾燥収縮によるタイル目地や塗装の割れや
鍵がついてないのに時々ロックが掛かる(開けるのに力がいる)建具等。
工業製品ではありませんので、手作りならではの手直しヶ所は出てきます。
それを早期発見、修繕し、いつまでも快適な住まいであり続けるように
するのが点検の目的です。

完成するまでが設計監理の業務ではなく、維持保全の手助けをするのも
設計事務所の責務ですね。

新しい生活にいち早く順応する御子息。
次の定期点検は1年後。大きくなってるだろうなぁ~。

約1年程続けたこのブログも一仕切りしたいと思います。
また、メンテナンス等の様子などは雑想ノートの方で
ご紹介できればと思います。
ご覧いただきありがとうございました。

LDK+タタミスペース

by 渡邊 隆弘

こちらは、キッチンとリビングを見回したアングルです。


LDKと接続したカタチで4帖程のタタミスペースを設けています。
このスペースは、省スペースながら多様な使い方が想定されています。
例えば...

床から30㎝の段差を利用して腰を掛けることもできます。
お子様達のお昼寝スペースや洗濯物をたたむスペースにもなります。
天井からロールスクリーンを下ろすことで簡易的に仕切られ、
御両親や御友人が寝泊まりできるスペースにも早変わりです。

ちょっとしたフレキシブルに使えるスペースがあることで
生活の幅がすごく膨らみます。

ワークスペース

by 渡邊 隆弘

2階廊下に設けられたワークスペース。
御子息二人とお父さん、お母さんの仕事場になります。

背面には、子供部屋と大容量の本棚兼ディスプレイの棚が
設けられています。
廊下を兼ねた共用部分且つ、LDKの吹抜けスペースにある為、
アクセスしやすく書籍も手に取りやすいベストな位置です。

あるあるネタで、書斎が物置部屋になったなんて
言うことも無いでしょう。
親子が並んで楽しく過ごす休日の風景が想像されます。

Ⅱ型(セパレートタイプ)のキッチン

by 渡邊 隆弘

少し前にご紹介した、こだわりのキッチン
写真家さんが撮影するとこんなにも広々として見えます。

しかし、カメラマンの撮影テクニックだけで
広く見えるわけではありません。
左のシンク側で2.2m。
右の調理器側で4.8mの長さがあります。
合わせて、7m程の収納量を確保しています。

また、リビング方向を見て会話しながら料理したり、
シンクと調理器側のそれぞれ、お二人で料理することが出来る
Ⅱ型タイプのキッチンのレイアウトです。

他にもⅠ型、ペニンシュラ型等々ありますが、
必要面積的にも、使いやすさ的にもバランスのとれた
キッチンタイプです。

建物のカタチと住まい方

by 渡邊 隆弘

ライトアップされた夕暮れ時。

このアングルが一番住まい方を語るうえで分かりやすい
のではないかと思います。

コンクリートの壁の奥には、軒の深い駐車スペース。
住居棟は80㎝上段の2階建ての建物。
そして、それらをつなぐエントランス棟。
3つの高さの違うヴォリュームで構成されています。

ビルトインガレージのような形態ではなく、コストを抑えたカタチ。
駐車スペースから雨に濡れることなく玄関までアプローチできます。
買い物帰りや、重い荷物があったり、子供が車の中で寝てしまった
という時すごく便利なことでしょう。

そして、玄関へと続くアプローチは、
何だか扉を開けたくなるようなそんな雰囲気が感じられます。

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