岐阜で住宅・店舗設計やリフォーム・リノベーションなら向井建築事務所

現場ブログ

BLOG

雑想ノート

スペイン旅行紀 序

by 戸野部雅也

スペイン旅行から帰ってきました。
マドリード、トレド、バルセロナを三日で巡るという
ハードなスケジュールでしたがとても良い旅行でした。

まずは、初日の目的地であるスペインの首都マドリード。


マドリード王宮前にて

マドリード王宮を始めとする各所を散策したのちに、
世界3大美術館と呼ばれるプラド美術館へ。
ガイドさんによる案内でラス・メニーナスなど有名な絵画を見て回りました。
絵画を通して作者の熱情を感じられたように思います。

ちなみにプラド美術館は来年で創立200年だそうですよ。
それに向けて現在は外装工事中。
微妙にタイミングが悪かったようです。

スペイン旅行紀 続 へ続く…

和の表情

by 内藤和揮

香嵐渓を望むいえ」のプレゼンでクライアントより
もう少し和風テイストがいいかもとご要望を頂きました。
そこで、和風テイストを研究中。
弊社の一例をご紹介したいと思います。

(木曽川の平屋)
これぞ和風という感じの瓦葺きの切妻屋根
軒先や建具などに桧、杉の柾目の質感

宇佐の平屋
重なる深い軒の層

研究して少し気づいたのは
庇や屋根によって出来る影が和風建築の表情と密接に
関係していると思いました。

影が出来る事で立体感が増し、奥行き感が出る。
「香嵐渓を望むいえ」のファサードでも影を考えたいと思います。

1年点検

by 渡邊 隆弘

先週末に、長良子正賀の家の1年点検にお伺いしました。
1年が経つのは、本当に早いなぁ~と感じております。

監督さんと建物周囲を一周し、異常が無いかを確認。
クライアントへ不具合が無いかをヒアリング。
そんな点検を1年という区切りで行います。

大半は、1年過ごしてどうでした?
イメージした動きができています?
というような感想や世間話で時間が過ぎるのですが...

私としては、その感想が点検と同じくらい重要です。
その感想の中から、次へ繋がる設計のヒントが沢山得られます。
喜んで頂いている、使い勝手の良い収納。
期待以上の効果があった布団干しスペース。等々
その逆で、改善の余地がある部分も然りですが...

クライアントの生声は、設計の糧です。

DIY

by 小川 賢二

週末と、平日の夜はDIY。
使っていない部屋を、子供や僕が使える様に
思い付きに任せて工事をしています。

「将来ここが自分の部屋になる」という事に感づいた娘は、
フローリング張り作業を、自ら手伝い始めました。
写真は床にボンドを塗る娘の仕事ぶり。
なぜか、この時だけは僕の事をお父さんではなく、
「棟梁」と呼んできます。可愛い奴です。

さて、床張りの他にも、間仕切り壁を建てたり、
テーブルや本棚を作ってみたり、壁の漆喰やペンキ塗りをしてみると、
職人さん達の偉大さを身を持って知る事になります。

仕事の時は、床のフローリングのわずかな隙間も気にしますが、
実際、材料も建物も完全なる直線や直角ではないですし、
人の手で行う作業の限界もあります。

そういう事を体感しているのと、していないのとでは、
描く図面のリアリティが変わってくるんじゃないかな、と。

内藤君は来年の資格試験に向けて、頑張っている様ですが。
頭に詰め込む計算式や、聞いた事もない専門用語よりも。
建築士として設計を行う為に、大事な経験や苦労や工夫や、
もっともっと色々が、身近な現場にも転がっているはずなんだよなあ。

と小言を残し、娘の待つ現場に、棟梁は帰ります。

僕の日曜日

by 内藤和揮

11月から来年7月末までの日曜日は、既に予定が
ビッシリ入っており、手帳には「一級建築士勉強」
と書いてあります。
来年7月末にある一級建築士試験に向け
毎日曜日は、勉強をすると決めたのです。

先輩達からは「一級は30歳までに受かりなよ」と言われ、
受かれば給料も上がるらしいので大学受験の時より頑張っています。

しかし、国家試験だけあって難しい。
5科目の学科試験、学科に受かれば製図試験を受験できる仕組みで、
合格率は約12%です。

なんとか、12%の中に入る為に毎日曜日
引き続き鍛錬します。
合格したら、僕もスペインに行きたいと思います。

PAGETOP