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現場ブログ

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雑想ノート

手バラシ

by 渡邊 隆弘

古民家再生中の現場。
まだまだ、再生するための解体工事を行っている状況です。
全てが手バラシとなるこの現場。
その仕事量は大変なものでした。

土壁を落とすのも、それを運搬するのも。
(地震に耐えうる耐力壁を増設するため)

土間をハツルのも、1箇所ずつ丁寧に。
それから掘削し、土砂を搬出します。
(耐力壁となる部分の基礎を造るため)

AI化が進み消えゆく仕事がある世の中で
建築業界はまだまだアナログ。

人の手なしには成り立たず
多くの人に支えられている現場です。

サーモマグ

by 戸野部雅也

限定グッズのためにライブへ行く。
特典のために映画へ行く。
似たような経験がみなさんあるでしょう。
今回はまさにそれ。
サーモマグカップを買うために石川まで行ってきました。

今まで保留していますが、
冷めたコーヒーに我慢が出来なくなり購入を決意。
どうせ買うなら好みのものがいい。
そうだウルトラマンにしよう。
という、ほぼ思いつきでの日帰り旅行でした。

今日使ってみた感想として、
保温機能はなかなかのもの。
交通費やらで色々高くついたものの、
買ってよかったと思える買い物でした。

キッチンの形式

by 小川 賢二

住宅設計に於いて、居住者の好みや考え方が
比較的、現れやすい場所の1つがキッチンです。

リビングなんかは、TVを掛けてソファを置いて、
天井を高くとか間接照明が欲しいとか、まあ想定内の振れ幅に収まります。

ですがキッチンの場合は、アイランドキッチンが良いとか、
コンロは壁側を向いて使いたいとか、IHが良いとかガスコンロが良いとか、
レンジや冷蔵庫の大きさもまちまちだし、食洗機や、オーブンの有無と
各家庭の個性がいっぱい。

現在作図中のお宅も、ちょっといつもと違って。

キッチンの形状はL型。
収納や冷蔵庫も、Lの一部として壁面に沿って並んでいます。
そして、部屋の真ん中にドーンとあるダイニングテーブル。
長さ畳1枚半のそれは、存在感抜群です。

ご友人との歓談や、ホームパーティは余裕。
奥様が食事の準備をしている間、ご主人が新聞を広げ、
お子様達が宿題をするのにも十分過ぎる広さ。

リビングのソファでTVを眺めるのとは、また別の、
家族の生活の拠点となる様な、楽しいキッチンになりそうです。

夜景確認

by 内藤和揮

「長良川沿いのリノベーション」の夜景確認に同行して来ました。
1階LDKから照明をどう当てるかをチェックです。

窓に反射する為、内部の照明器具を消して
チェック中です。
LDKから順光で庭に光を当てようという事に
なりました。

画像では、土を照らしていますが
庭一面は芝生になる予定で、芝の緑を
かすめながら光が走るイメージです。

秋芝は良くないとの事で、芝生工事は来春です。
来春、グリーンの絨毯と光の庭を見てみたいです。

古民家再生。

by 向井 一比古

時代劇の撮影現場のように見えますが
約150年前に建った、古民家再生中の現場です。

床をめくり、骨組みが露わになった状態で
柱等の倒れを調べ、倒れを修正しながら
耐震補強を行う工事です。

基礎もコンクリートでは無く、土の上に礎石を
置いただけの簡素なもの、建物も柱と土壁と建具
で構成されており、もちろん断熱材なんてモノは皆無。
夏暑く、冬寒い住宅だったと思います。

古民家再生、150年間の建築技術の進歩と
我々の生活レベルの向上を改めて感じました。

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