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初回のプレゼンでは、毛色の違う2つのプランをご提案しています。
敷地条件やご要望を僕らなりに解釈して、組み立てる2つの案。
それぞれに一長一短がありつつ、個性のある物にしたいと思っています。
そうしてご提案する資料の右上には、そのプランの個性をタイトルとして表現しています。
プランの特徴の1点だけに注目するでもなく、
それでいて抽象的すぎないように、毎回割と頭を悩ませます。
今回のこれは、クライアントにも受け入れて頂けたようで、
何度も声に出して復唱して頂けました。
嬉しい。
次回の打合せに向けて、このタイトルを体現すべく、
西を向いた生活とはどんな様子なのか、内観CGを作成しているところです。
が、建物の形がちょっと複雑で、久々のCGソフトの操作に苦戦気味。
タイトル負けしない様にしないとなぁ。
和歌山県にある、くじらの博物館へ行ってきました。
「鯨は捨てるところがない」というのは有名な話ですが、
博物館には鯨から造られた日用品などが展示されており、
その中の一つに鯨の髭から造られた天井がありました。
鯨の髭というと針金のような細いものをイメージされると思いますが、
その繊維が板状になった部分も存在します。
その板を使って作られたものがこちらです。
一見するとタイルが天井に貼られているようにも見えるのですが、
これらは鯨の髭で出来ています。
深緑等の色味が美しく、和室の雰囲気にもマッチしていました。
この博物館は、イルカショーならぬ、クジラショーも見ることができ、
他では味わえない面白博物館でした。