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雑想ノート

減築リノベーション

by 戸野部雅也

正月休みから一週間。
世間が日常の速さに戻る中、
弊社では新規案件のお電話を複数頂き、
これから忙しさが加速していきそうな予感。

その中の一つである、木造住宅のリノベーションの
調査写真を見ていくと、少し前の学園町のリノベーションが
ふと脳裏をよぎりました。

学園町のリノベーションでは、
使わなくなった部屋を取り除き、減築をすることで
シビアな駐車スペースをゆったりとしたスペースに改善しました。
内部のリノベーションは当然ですが、
日常の利便性を追求することも忘れません。

before

after

増築するばかりではなく、
必要なものを取捨選択する。
リノベーションにはそういった減築もありです。

緑青 りょくしょう

by 渡邊 隆弘

一年程前に完成した「蔵のリノベーション」

外壁に、漆喰と杉板をほどこしていることの他に
和風の風合いを表現する上で、所々銅板を使用しています。
その銅に変化が現れました。

そうです。
緑青があらわれました。

ちょっと前までは、緑青は有毒であるという誤った
認識をされていたのですが、そうではなく...
表面に皮膜を形成することで
内部への腐食を防止する、良い効果のあるサビなのです。

写真のようなサビやムラは、人によっては良くは思わないかもしれません。
しかし、この様な経年変化があわわれるのも一つの味なのではないでしょうか?
ホンモノだから現れる味。
このようなホンモノの材料と味を楽しめる建物を造っていきたいと思います。

地盤調査完了

by 内藤和揮

大垣で設計を進めている敷地の地盤調査が完了しました。

工法はスウェーデン式サウンディング試験になります。
結果は・・・敷地中央で6.5mまでは粘性土層。

つまり、建物の重さで地盤沈下しないために地盤改良が必要です。
改良の方法に表層改良工法、柱状改良工法、鋼管杭工法とありますが
それぞれに適応する深度が違い
今回は粘性土が6.5m付近と少し深いので、柱状改良工法にします。

周囲に河川・池があったり、田んぼだったり、昔はどうだったか?
昨今、地震で地盤沈下等も考えられるので
地盤改良はしっかりと行い、安心・安全の住宅づくりをしたいと思います。

軒の出。

by 向井 一比古

昨年のクリスマスに建て方を行った「ぶどう農家のいえ」
現場を覗くと、正月気分も落ち着き、通常業務に戻ってました。

軒の出が大きく、建て方時、大工さんが苦労していた玄関の庇。

出が大きいと、軒先が下がってしまったり
通りの良い軒先にならない、難しい仕事の部分です。
屋根を支えるタル木を扇型に組んで、出が大きくても丈夫な屋根を
大工さんに造って頂きました。

扇タル木、綺麗に組めています。
若い頃、構造家の先生に「構造は美しくなきゃ」と教えて頂いたことを
思い出しました。
普通じゃない事をするには、少なからず大変です。

年初めの打合せ

by 戸野部雅也

明けましておめでとうございます。
正月気分も抜け、日常に戻ってまいりました。

皆さん今年のおみくじはいかがでしたか?
妻は凶を見事引き当て、新年早々テンションが下がっていました。

さて、新年最初の仕事は年末模型を作った案件の、
次回打合せ資料の作成です。

プレゼン時のプランをベースに、
もっとこうしたい!
コッチのほうが動きやすいよね!等々
ご要望、改善点をまとめてバージョンアップしていきます。

それに加えて、新しいご提案を盛り込み、
サプライズな展開を提供することも、我々の仕事の醍醐味だと考えています。
テンションが上がる新年最初のプレゼンにしたいなぁ。

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