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雑想ノート

石積み擁壁

by 渡邊 隆弘

梅雨のこの時期。
ニュースを見ていると、土砂崩れや地すべり等の
災害が各地で起きており心配されます。
これらの災害は、身の回りでも起きる可能性があるもので
日々の管理や備え、対策が必要です。

事務所近くの長良川のリノベーションでも、そのような対策が
国の指導の下行われております。

5月に完成した石積み擁壁。

11月~5月にかけて、長良川の渇水期のみ工事が許可される
防水壁の役割を持つ擁壁です。
もし長良川が氾濫したとしても、この防水壁で被害を抑制します。
よく言われる地震対策のみならず、
水害対策もされたリノベーションです。

初めてのお使い

by 戸野部雅也

「日々の修練」を経て、若干早い気がしないでもないですが、
「設計冥利」で紹介されたクライアントの敷地へ、
一人で測量に行ってきました。
向井事務所の人間としては一人ですが、
測量時によくお世話になる現場の方と二人での測量です。
図面に起こすのは設計側の仕事になるので、
どこを測るのかは僕の判断によります。
測量中の図面を描くのも、もちろん僕です。
平板測量を練習しておいてよかったとひしひしと感じました。
ちゃんと修練が活きてます。
立派な庭をお持ちでそれを脇に見ながらという楽しい測量でした。


しかし天気はあいにくの雨。
まあこればっかりはしょうがないとあきらめ、傘を差しながらの測量です。
作業も終盤に差し掛かるころ、クライアントから差し入れをいただきました。
冷えた体に沁みわたるコーヒーの温かさ…
やはり人と直接顔を合わせると物事へのモチベーションがグッと上がります。
いつもより気合い入れて図面に取り掛かります。

梅雨

by 小川 賢二

暑かったり、涼しかったり、天気が安定しないこの頃。
まもなく、この辺りは梅雨入りだそうです。

建築業界にとって、梅雨はかなりの天敵です。
材料も人も、雨に濡れて良い事なんて、ほぼありませんし、
塗装等の外の仕事は雨だと出来ません。
台風然り、自然には勝てませんよ。

梅雨は普段の生活への影響も大きいですね。
車での通勤時間は確実に伸びますし、週末の予定もたてづらい。
湿気で髪の毛がフワフワとして気持ちが悪いし、
洗濯物が乾きにくいから、リビングが物干し場になるし。

そんな洗濯物がぶらさがるリビングの一角に

娘が誕生日に友達から頂いた紫陽花が咲いています。

紫陽花とナメクジはセットなイメージなので、
あまり印象が良くなかったのですが、ナメクジとカタツムリを
気にしなければ綺麗な花です。

これ、娘に教えてもらったのですが、紫陽花の花の色って、
咲いている場所の土で決まるんですってね。

何か良い事が言えそうな、不思議で素敵な性質。

模型

by 内藤和揮

屋根と庇が何層にもなった1//100の模型が完成。
今までの打合せでは、図面とCGだけだったので、
模型により、建物のボリュームがよくわかると思います。
複雑な建物では特に外観のイメージがしやすくなりますね。
これはお客様のためであり、
設計側も模型を作りながらイメージを固めるのに役立っています。

設計はまだ続きます。
その間は、この模型を眺めて
お客様には完成を楽しみにしていただければと思います。

要望図面。

by 向井 一比古

弊社では、住宅設計は2週間に1度打合せをさせて頂き
打合せ時に決めれない事柄は、クライアント、我々ともに
宿題として持ち帰り、検討をします。
検討事項を次回打合せ前に頂ければ
それを反映し資料を作り、打合せを合理的に進めよう心掛けてます。


あるクライアントからの要望図面。
綺麗にまとめて頂き、収納を中心に一生懸命考えて下さった
気合いを感じ、ご要望にお応えしなきゃとスイッチが入る要望図面です。

こうしたやり取りで、合理性と設計の密度が濃くなる事、
クライアントの考え方への理解が深まる事がいいやり取りだなと
思っています。
住宅設計の醍醐味の一つですね。

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