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雑想ノート

あえて重厚感

by 戸野部雅也

少し前に内藤さんがあげた「南向きの建物」
その第二回の打合せが終了しました。
A・B二案あるうち、B案が採用されたようです。
今回は採用されたB案の外観を紹介します。

外観の特徴としてましては、建物真中のグレーの部分。
この部分の外壁をふかし、面に凹凸をつけることで、
厚み、重厚感の感じられる外観となっています。
今回の計画地は土地が広く、
庭がとても広く取られている計画になっています。
道路から遠くても存在感を発する厚みを付与すべく、
今回の形になりました。
また小庇として、開口部への直接の雨水を軽減する機能も持たせています。

形だけでなくハッキリとした機能を持たせること。
かっこいい住宅を設計することを目指す僕らに欠かせない意識の一つです。

長良川沿いのリノベーション ~解体後~

by 内藤和揮

長良川沿いのリノベーション。
3階の内壁解体後です。

解体前

解体後
解体前の洋風な部屋が解体後、
グレー一色の風景で廃墟のようです。
ぐるりと見渡すと、RCの躯体だけあって太い梁や柱が
ゴツゴツと現れ、少し威圧感を感じました。
そんな風景は改修後にはシックでモダンなイメージに変わります。

改修後(3階LDK)

梁を避けつつ、天井は高く広く、間接照明で明るくなっています。
チークや色目の違う壁を使うことで、
ダークで引き締まったデザインになります。

無機質なコンクリートからこのデザインになるのが
今から楽しみです。

二世帯住宅の計画

by 渡邊 隆弘

平成30年になり一番にお話を頂いた計画案件。
角地に立地する好条件で、約600㎡(180坪程)という
広大な敷地に住宅を計画します。

この計画の一番のポイントは、玄関は共有するのですが、
LDK、浴室等の水廻りは親世帯と子世帯で分離する
二世帯住宅であるということ。
お互いの生活スタイルを干渉すること無く、
丁度良い距離感を保てるような計画を目指したいと思います。

スタッフ皆で思考し、色々なパターンや
生活動線をイメージしながら可能性を探りだすMAAスタイル。
所内レビューに向け、おのおの思いを巡らす日々です。

いよいよ最終打合せ

by 戸野部雅也

いよいよ上西郷の家が終盤に差し掛かりました。
必要な図面も揃い、いよいよといったところです。
前回の打ち合わせからVEにより少々の変更が成されています。
今回はこれまでを振り返る意味で、
初期案と最終案を見比べたいと思います。

上が初期案、下が最終案です。
2階建て部分と手前の屋根は少し初期案の面影がありますね。
初期案の特徴を活かしつつ、最終案を作成できているとも思います。
初期案では和風っぽいのもいいかもとのことだったので、
手前屋根に吹抜部分に桟を付け、壁を土色にしていますが、
現在では白と黒のキリッとした雰囲気になっています。
壁の色一つ違うだけで建物の印象がかなり代わりますね。
上はは重厚な感じ、下はシャキッとした感じ。
たまに振り返って完成までの過程を見るのも勉強になります。

ホームページ

by 小川 賢二


今ご覧頂いている弊社のホームページを
少し改良したいなと思い、これからデザイナーの方と打合せを行います。

インターネットが普及し始めた若い頃、デザインの仕事を
していた事があるのですが、当時言われていたのは、
ホームページのデザインは建築と似ている、という物。
玄関から入って来たお客さんを、ストレスなく目的の部屋に案内する動線や、
部屋の配置、サインの計画を行う所と、
ホームページを訪れた人が、目的の情報にスムーズに辿り着ける
レイアウトやデザインを考える事は似てるでしょって話。

弊社の現在のホームページは、より多くの方の目に触れ、
より多くの情報をお伝えしたい、という想いで構成を練ってできた物ですが
少し説明が過剰気味な所もあるのか、情報に辿り着く前に迷子になりそう、と。

それと、単純にもっと、見た目もスッキリしたいなというのもあって。
建物のデザイン同様「シンプルで美しい」を表現できるように、
浅くて古い知識を抱えて、デザイナーさんと激論してきます。

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