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雑想ノート

南向きの建物

by 内藤和揮

一部LDKプランの紹介をしたいと思います。
LDKと言えば、開放的で明るく家の中心となる部分です。

このプランは、南の窓を大きく取り、かつ北側からも採光を
取り入れることで明るいLDKとなっています。
また、北側のスタディーコーナーの窓からは年中、一定の光量が
確保されるので作業をするのには十分です。
2方向からの光で、日中は常に室内が明るくなっています。

次に、LDKの広さでいえば、30帖近くあるので広々として
人の動線的にも移動しやすく、ゲストを迎え入れても
手狭になることはありません。
想像してみて下さい。
夕食の席に知人を呼んで楽しく談笑し、
和やかな雰囲気が目に浮かんできそうですね。(私の妄想ですが・・・)
さらに、南の窓を命一杯とり、外部と内部が一体的に感じ、
ますます開放感をアップしているので、
より広く感じられると思います。

外観もこだわり、両袖の壁を斜めにすることで、
ダイナミックさと奥行きの広さを表現しています。

広い間口を持ったLDKならば、
こういった住環境をご提案できます。
是非、今後の住まい造りの参考になればいいなと思います。

リノベーションスタート。

by 向井 一比古

「長良川沿いのリノベーション」の現場がスタートです。
既設建物を活かしながら、外構の整理、建物の改修を行います。

既設建物は、昭和55年に建った、鉄筋コンクリート3階建てで、
37年前の建物ですが、高価な材料が使用され、繊細な仕事がされ、
当時のクライアント拘り、設計者、施工者の努力の跡を感じます。

その一つをご紹介。

2階の浴室の入り口、厚さ1oセンチもある御影石に繊細な加工がしてあります。
赤い印、御影石を約5ミリ削り、段差を作ることで脱衣に水がいかない納まり、
青い印は、お風呂側に水勾配がとってあり、
黄い印は、左から建具がレールを走り枠に当たる部分、
木枠と同じ加工が石にもしてあり、建具がこのシャクリにきちんと入って、
機密性を確保するのです。
素晴らしく繊細な仕事がしてあり、ここだけ見てもこの建物の
価値がわかります、恐るべし37年前の仕事です。

非常に、もったい無いのですが、この浴室は解体させて頂き、
37年前の仕事に負けない、繊細かつ大胆なリノベーションを
したいなと思ってます。

目の前は、金華山と長良川というロケーションでのリノベ、
乞うご期待下さい。

イルミネーション

by 内藤和揮

今年もイルミネーションの時期がやってきました。

私の家では例年通り、どんぐりの木に電飾を付け
簡易的なイルミネーションをしています。
毎年見ていますが、
帰宅するとキラキラ光るイルミネーションが、出迎えてくれる
のはいいですね。
冬は空気が澄んでいるので、
LEDの光がよく映えて、とても綺麗です。

敷地にシンボルツリーがあると、
こういった装飾をすることができ、外観的にも魅力的になると思います。
冬限定の魅力ですが、
この寒い時期に少しでも心温まる風景は
毎年のことながら楽しみのひとつです。

公共建築

by 渡邊 隆弘

住宅、店舗に限らず、弊社の設計監理業務のほとんどがクライアントからの発注で、
設計から竣工まで、一緒にモノづくりを楽しもうよ!という
FACE to FACE の関係です。
しかし、官庁が発注するような公共物件については、設計のみとか監理のみという
受注形態になります。
その為、建物を設計しても、監理は役所の人であったり、別の設計事務所の方が
工事監理をするので、竣工まで携わることはありません。

という前置きは置いておいて...
とある現場の帰り道。昨年度、設計をしていた消防団拠点施設の
敷地前を通りがかると見覚えのあるカタチをした建物が姿を現していました。

おぉっ!工事してるじゃん!!
監理はしていなくとも、一時は携わらせていただいた案件なので
非常に気になります。
流石に、ズケズケと現場内に侵入することはしませんでしたが、
これからも、遠目からどんなものが出来るのか楽しみに見守りたいと思っています。

建つモノもあれば、これから解体されるモノもあり、
新旧入れ替わる様に、老朽化した建物はその役目を終えて
更地へと変わろうとしています。

何だか名残おしい建物です。
私の地元の詰所よりも断然良い施設なのですがねぇ~
岐阜市消防団の待遇恐るべし。(うらやましい~)

勉強会

by 小川 賢二

隔月で所内の勉強会を行っています。
スタッフが順番に司会を担当して、建築についての話題や
自分の興味のある事、時事ネタ等、自由にテーマを決めて
会を進めます。

テーマの選定や、資料の構成、オチの付け方なんかに
司会者のセンスが問われると思っているので、
けっこう真剣に事前の準備を行います。
寒い空気の中、1人でひたすら話すのは自分も辛いですからね。

今回の資料の冒頭に、割と有名な問題を出しました。

回答はネット検索して頂ければ良いですが、
固定概念に縛られている大人ほど、苦戦する様です。

設計に限らず、歳を重ねるほど経験も知識も増えて、
より効率的に仕事をこなせる様になるものだと思いますが。
そのせいで見過ごしてしまっているアイディアもあるのかもしれません。

常に新しい事を考えられる。
そんな集団でありたいと思っています。

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