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雑想ノート

繊維街の美容院

by 小川 賢二

繊維街の美容院、既設の解体工事が始まりました。
年内に解体を終わらせて、本格的な工事は新年からです。
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さて。
若いオーナーということもあり、
潤沢すぎるほどの予算はありませんので、
設計段階では、コストを抑えながら、でも安っぽくならない、
というのを自分の中でテーマにして設計を進めました。
その結果、工務店さんの見積りはクライアントの希望していた
予算をちょこっとだけオーバー、でも想定内、に納まってくれて
設計変更をする事無く、工事を始められる事になりました。
ナイス、コストマネージメント。自画自賛であります。

材料費や建材費が上がる一方の流れの中で、
いつもいつも同じ温度の内容の設計では、
コストをコントロールするのは難しいんだろうなあ、と思っています。
新しい材料や技術、今まで無意味に毛嫌いしていた素材、
そんな物にも公平な目で接する事が必要なのかな。
変化を恐れない。とか、常に進化していく事。
そんな事を来年の抱負として胸に抱き、
明日は事務所の大掃除です。
この大掃除で風邪をひく、という毎年のルーティーンから、
今年は脱却したいと思います。
一歩づつ、進化です。

ラッキー?

by 内藤和揮

冬に虹?

長良から本巣方向に行く途中。
偶然にも発見。

虹は空気中の水滴に光が反射して起きるので
夏のように湿度が高い方が発生しやすい。

レア度の高い虹を見たおかげか、
売り切れ寸前の福袋をゲットしました。

今年のラッキーは自販機の当たりと福袋だけですね。
来年はもっと運気が上がるよう
可能性を広げて行きたいと思います。

住宅の表札。

by 向井 一比古

家づくりの最終盤に話題にあがるのが、表札・インターホンカバー。

来客者が最初にアクセスする処なので、
判り易く、カッコよく個性を出したい処です。
特に表札は、苗字を漢字、ローマ字、書体、素材を
クライアントと相談しながら決めます。
素材は、黒いスチール、ステンレス、銅等々、
住宅とクライアントのイメージに近いモノで使い分けます。
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こちらは、銅でローマ字、インターホンカバーも銅。
表札・インターホンは、住宅の小さな一部ですが、
個性や拘りを出せる大変重要な部分だと思ってます。

今日は、クリスマスですね。
素敵なクリスマスを。

長良川の冬至

by 内藤和揮

冬至の日。

長良川では「こよみのよぶね」が開催されていました。

1月から12月までを表した屋台船が漂う様は
まさに幻想的。
目的は、屋台船を見て今年一年振り返りましょう
といった感じです。
岐阜では有名らしく、夜にもかかわらず
賑わっていました。

寒空の下、ただただ眺めるのも悪くない。
とはいうものの、香しい匂いにつられ
鵜飼ミュージアムに足を運ぶと夜店がずらりと。
イベントと言ったら欠かせないですよね。

冬の風物詩として定着すればばいいのにと思った次第です。

絵図板

by 渡邊 隆弘

弊社の打合せ場の正面に置かれている絵図板。
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その名のごとく、板に描かれた平面や構造の伏図で、
この絵図板だけを頼りに実際に建物が造られました。
これは、設計事務所を設立した会長の父上にあたる
一郎氏が描かれたもの。
昭和10年より50年もの間、大工の棟梁として活躍しました。
脈々と続く、弊社のアイデンティティを感じます。

さて、話は自身になりますが...
現在は、CADという便利なツールを使用し、モニター上に線を
描いていきます。間違えては消去しの連続。
手先だけではなく、頭の中でもイメージを描きながらなのですが、
描いていて過ちに気付くこともあります。
一軒建てるのに、約50枚程の図面構成になるのですが、
それを、この絵図板で一枚で造り上げるとは...

創造力、経験値から生まれるものだと思いますが、
やはり職人は素晴らしい。

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