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色々なページが破れてしまった製本図面。

雑に扱ったわけでも、怒りで誰かに投げつけたわけでもありません。
これは8年ほど前に設計させて頂いた建物の図面で、
その増築計画をまとめる為に、何度も開いたり閉じたりしているうちに
こんな有り様になってしまいました。
この1か月ほどは、毎日、この図面とにらめっこ。
8年前の自分の図面は、今思えばちょっと甘い所もあるけれど、
僕にとっては、なんとなく可愛いものです。
その割にはビリビリですが。
設計では、締切に追われて久しぶりにバタバタしてしまいましたが、
なんとか一区切りで、これから見積りをお願いする所です。
大きな建物なので、現場監理では色々と難しい所もあると思いますが、
8年前とは成長したはずの自分で、違いを見せつけたいと思います。
自分に。
長良子正賀の家の現場視察です。
完成間近とうことで、内装も綺麗に仕上がり、
キラキラ輝いていました。
浴室も完成しており、以前に作成したCGと見比べて
質感などリアリティが出てたかななど改めて確認中です。

(左:完成写真 右:CG)
床は400角十和田石、壁は400角タイル、天井は、アルミスパンドレル
の構成となっています。
ポイントとては、床と壁の目地のラインが揃っているため、
整然と見え気持ちがいいです。
また、外部から採光と換気を得られるハイサイドの窓があるため
明るく、プライバシーの確保もできます。
私も一日の終わりをこんな浴室で過ごしてみたいです。