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雑想ノート

リノベーション

by 小川 賢二

リノベーションのご依頼が続きます。
今、検討しているのは鉄骨造2階建ての住宅のフルリノベーション。
既設の図面をお預かりして、建物の構成を研究しているのですが、
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2階の部屋が途中で高さが違う。
天井裏に、「使って下さい」と言わんばかりの充分なスペース。
既設建物の特徴をうまく生かすことが、
リノベーションの面白さであり、難しいところであり。

既設図面を何度も見ながら、CGを作って、
できる事と、できない事を検討しています。
うまいこと、やりたい事がはまって欲しいなー。

金木犀が齎す変化

by 内藤和揮

毎年この時期になると咲き始める自宅の金木犀(キンモクセイ)。

新築当初はバルコニーより低かったのに、
いつのまにやら2階から見渡せるほど大きく育っています。
窓を開ければ、金木犀の匂いで心地よくなります。
  

年月が経過すれば建物は傷みますが、
それに伴い、植物達は育ち見える風景も変わります。
些細な変化を感じとり、発見した時は
いつになっても心躍りますね。
年月が経っても飽きの来ない家はやはりいいものです。

「長良ヶ丘の家」 その3

by 向井 一比古

9月末に上棟した「長良ヶ丘の家」のその後をお伝えします。

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屋根の工事も進み平屋の軒先ラインが、すーっと伸びやかです。
青いブルシート部分の右横が、リビング前のテラス。
このテラスから階段を5段下ると広いお庭におりられ、
そのお庭で子供達が遊んでるイメージの設計です。
建物、テラス、お庭の関係が、フラットな造りが多いのですが、
このように高低差があるといろいろな使い方がありそうで、完成が楽しみです。

次回は、2階から見える金華山、長良川をご紹介します。

建築設計の展開図

by 内藤和揮

新築の設計となれば、家具や壁の材質など
拘りたいポイントが多々あると思います。

それらが主にわかるのが展開図。

一例ですが、部屋数も多いため展開図も多くあります。

一部屋につきA,B,C,Dと4面で構成されますが、
内部が複雑になる場合はより詳細に描きます。

キッチンの展開図の一部になりますが、
引出の内部まで細かく描きます。
さらに、詳細な部分では家具詳細図などあり
拘りたい部分を徹底的に反映させることが可能です。

一生に一度の家づくり、作るなら徹底して拘りたいですね。

実施設計の拠り所となるトコロ。

by 渡邊 隆弘

1/100スケールの基本計画から1/50の実施設計に移り、
まずはじめに、平面詳細図を描きだします。

間取りや家具関係のレイアウトにはじまり、サッシ、建具の
位置関係をプロットしていくと、ある程度平面図が出来てきます。
そのある程度の平面図を基に、平面詳細図では見えてこない、
表現しない、梁や骨組みの部分の架構を想定して、通し柱や管柱を
配置し構造部分を考えていきます。

その確認を所長と行うとこのように成ります↓
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書きなぐった感じ。

恐らく、所長と私以外でこの話を聞いて無い者は分からないでしょう。
しかし、この平面図が大きく変わることが無い限り、
これから描いていこうとする実施設計図の拠り所となるトコロが
ギュッと詰まっていると思っています。

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