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雑想ノート

和への憧れ。

by 渡邊 隆弘

とある長良川河畔の邸宅の測量に行ってきました。
そのお宅の庭には、長良川と岐阜城を望むことが出来る
数寄屋造りのゆったりとした腰掛待合がありました。
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製材されていない、くねっとした線の細い柱。
杉皮と土壁の外装。
丁度良い、小ぢんまりとしたスケール感。
樹木がソコに植えられている様に
この数寄屋も自然と馴染んで建っています。

高性能で不自由なく暮らせる住宅も良いですが、
自然と向き合え、四季を感じられる
「和」を味わえる、そんな場所に憧れます。

こんな場所で日向ぼっこして~。

期待感

by 小川 賢二

建物の平面プランを考える時、
要望にある必要な部屋を、必要な大きさで、適切な位置に、
また部屋通しの繋がりが良い様に頭を捻ります。
この作業を、パズルの様な発想で進めると、
つまらないアイディアに収束してしまいがち。

なので僕は、平面を作りながら、その建物の中にいる事を想像して、
そこから見える景色がどうか、を考える様にしています。
玄関扉を開けた瞬間、廊下を曲がった瞬間、リビングに入った瞬間、
見える景色はカッコイイか。
若しくは、廊下を曲がるちょい手前で、その先の景色への期待感があるか。
この期待感ってのは大事だと思っています。

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一時期、地下道にハマった事がありました。
色々な地下道を巡って、ただ向こう側に歩くだけ。
それなりに不審者な動きではあったと自負していますが。
角を曲がる瞬間の、ある種の恐怖と、よくわからない期待感、
通路を抜けて、登りの階段から射す光の安心感、全部たまらない。

空間体験の面白さっていうのは、すでに居る場所の事だけではなくて、
次の空間への期待感の連続なんじゃないかな、
と設計事務所の副所長らしく、マジメに語ってしまいました。
言いたい事が言えて、満足です。

高い玄関建具

by 内藤和揮

玄関といえば、家に入るための第一のドア。
人通りも多く一番印象に残る場所だと思います。
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(完成予定の玄関)

(施工中で内部から見た様子)

建具を囲うように嵌め殺しの窓が取り付けられているため、
日差しが入り玄関が明るい。

日中暗い玄関では気分もゲンナリする。
可能ならば、玄関は広く高くしたい。

上部にバルコニーがあって玄関に光が入らない
毎朝、躓きそうになるのは困りものです・・・。

30坪住宅プロジェクト。

by 向井 一比古

先日プレゼンさせて頂いた30坪住宅は、
家づくりをご一緒させて頂ける事になり
「小さく豊か」をコンセプトに設計を進めさせて頂いてます。

現段階の外観は、こんなイメージ。
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ご家族は、4人。ご主人の趣味は、海釣り。
その道具を入れる外部収納が、手前の白いボリュームです。
30坪に拘るのは、厳しい予算の現実があるからですが、
広さに予算を使わず、小さくても豊かな空間、広くないけど狭さを感じない空間を造りたいと思ってます。

隣りに出来る予定の建売住宅より確実にカッコよく、そして安い。
そこを目指す30坪住宅プロジェクトです。

RGBテープ

by 内藤和揮

よく店舗などで、色とりどりに発光する照明が
あると思いますが、RGBテープといったものを使っているらしい。

RGBテープとは、赤、緑、青の光を組み合わせて
発光させることができるテープ状の照明器具。

昔は青色の発光ダイオードがなかったため
LEDによる光の三原色を現すことはできなかった。
確かに、小さい頃にLED照明はなかった気がします。


RGBテープの良さはテープ状であるため曲げたりすることができる。
例えば、階段の角に沿った配置も可能。
足元を照らす間接照明の代わりとしても使うことができるため便利。

照明も日々、進化していると思う次第です。

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