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現場ブログ

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雑想ノート

シルバーウィーク明け。

by 向井 一比古

4連休だった、シルバーウィークもあっと言う間に終わってしまいました。
前半2日間は、珍しく風邪でダウンし、
後半は、最後の鮎釣りを楽しんだ連休でした。

連休明けで、しかも木曜日、今週の実働日の少なさか
何となく慌ただしい今日。
朝一で現場、午後は打合せx2、夕方も現場の一日。

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こちらは、白髪老人会の寄り合いに見えますが、
「公園前の平屋」のプレカット打合せ風景です。
変わったカタチの平屋は難しく、特に26mも水平ラインが続く屋根部分に話が集中します。
こんな時、経験豊かなチーム白髪は、注意点をそれぞれの経験から的確に指摘。
まさに経験に勝るものなし!恐るべしチーム白髪。

という連休明けの木曜日でした。

プチオープンハウス。

by 渡邊 隆弘

今週引渡を終えたばかりの「揖斐の平屋」
引っ越し中のクライアントの御好意に甘えて
プチオープンハウスをさせていただきました。

現在進行形、実施設計中の尾崎山の家の仕上げの確認や
緒室の空間のイメージアップをグッと図っていただいたと思います。
結構、揖斐の平屋とは通じるものがあります。
リビングとDKの高低差であったり、
水廻りの回遊動線なんかもそうなのです。

実際の空間を参考に、壁の質感やタイルの色味を模索中。
尾崎山でまず先に決定した床材のピーカン(クルミ科ナッツの木)。
これにマッチするタイルは?
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長距離の道のり、足を運んでいただいたクライアント。

引渡後でも見学を快く快諾していただいたクライアント。

今回の機会を頂きありがとうございました。
充実した時間を過ごすことが出来ました。

by 小川 賢二

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事務所の裏庭に、雨ざらしで保管してあった銅板です。
外壁とか、建具の仕上材等、これから使っていきたい部分があって、
サンプルを取り寄せてあったものです。
最初は本当にピッカピカのチッカチカでしたが、
数か月経って、随分と渋い色合いになってきました。
塗装等の作られた感がない、素材感で勝負の材料はかっこいい。

ただ、僕らが使ってこなかったというだけで、
銅は、昔から建築材料として珍しい物ではありません。
外壁に貼ってあることもあるし、お寺の屋根なんかではよく見ます。

僕の実家は、小さな木造の平屋住宅ですが、
縁側部分の屋根が銅板葺きで、軒樋と竪樋は銅製でした。
小さな頃、向いの家の2階から、初めて自分の家を見た時、
名古屋城の屋根の様に、銅板の部分が綺麗な緑色だったことに
めちゃんこ衝撃を受けました。
たぶん、色々な諸条件が重なったことで偶然にも、
緑青と呼ばれる緑色の被膜が広がっていたんです。
自由の女神なんかもそうで、あの色。
子供だったので、あまり意味はわかっていませんでしたが、
「人の家とちょっと違う」というのを
少しだけ誇らしく思った覚えがあります。

個性とか、特徴とか、そういう類。
家づくりでも、大事にしたいと思っています。

一息

by 内藤和揮

今日は、平面図のトレースをしました。


以前から描き続けている既設図面のトレースです。
今日、やっとの思いで10校分の平面図のトレースが終わりました。
JWWなどで既設のデータがある場合は、ある程度修正するだけで済みます。
ない場合は、一からの作業となるので既設図面と向き合う時間が多くなります。
その分、手が止まりスムーズに作業が進みません。
10校分ともなると、図面を読むスピードが上がってきます。
構造図から柱、壁を読み建物の形をつくり、
建具図からサッシの位置を決め、
各部屋の詳細図を読むことで、平面図が描きます。
似た建物が多いので一つ一つ整理して描いていきます。

次は、立面図、展開図。

平面図から図面を起こします。
高さ関係がわかれば、スムーズに描いていけます。
図面を読む力が高まりそうです。

今後はさらに、力をつけていきます。

設計事務所で働いています

by 安藤 亮介

プレゼン準備真っ最中です
プラン発表会で選りすぐられた案をベースに、CADで図面を起こし、CGを立ち上げる、
そこからは試行錯誤を繰り返して図面とCGの行ったり来たり

もちろん、一発でバチっと決まることもあるし、
納得いかない箇所があればみんなで意見を交わしながら時間をかけ、ようやく満足できることもある

プレゼンを控えた弊社のいつもの光景ですが、
僕がまだ学生だった頃に「設計事務所で働く」ことを想像した通りの光景です

まだ不慣れな時はプランを考えるのに週末がまるごと費やされた上に徹夜なんてこともありました
自分のなかでは上手く出来たと思って気分よく眠りについた翌日の発表会でボロクソだったことも一度や二度ではなく
それでも、「設計事務所で働いている」という実感にはいつも大きな充実感がありました

これまで僕が描いてきたほぼ全部(あまりに不出来なものは・・・)のスケッチ、つまりは敗戦の記憶の蓄積です
少しは成長したかと思って見返したら、最初期のスケッチに見惚れてみたり・・・
何はともあれ、僕にとっては大切な自分の記録です

 

さて、僕がこのブログを書くのはこれが最後です
言いたいこと、語りたいこと、「これについてはまたいつか」って書いたまま放置したままの話題の事、
最後だと思うと未練がましく長々と書きたくなるのはぐっと堪えて、サラっと去ることにします
(そのほうが格好いいんじゃないかという打算的判断です)

では、
これまでお付き合いいただき、ありがとうございました

安藤亮介

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