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三連休の最終日、昨日は建方に立ち会っていました
雨の予報も外れ、徐々に陽も射してくる中どんどん柱が立ち上がり、梁が組まれていきます
工場で仕口、継手の加工が施されたそれぞれの部材には記号が割り当てられ、現場での組み立てで間違いがおこらないようになっています
左写真の梁に書かれている「ち7」という文字が記号で、右写真のそれとおなじ文字が書かれている柱の上部にこの梁が架かります
日も暮れて作業は終了
ほぼ予定通り、だいぶ家らしくなってきました
いくら平屋建てとはいえ組みあがった骨組みの上に上るとかなりの高さ、もちろん手摺もなく、
幅15センチもない材の上をひょいひょいと歩いていく所長・・・果ては垂木の先端で体を上下させ、
たわみ具合を身をもって確認しておられました
何よりの驚きの光景です
墨壺です。
大工さんが使う道具の中でも、かなりカッコ良い部類のひとつです。
墨の中を通ってくる糸を使って、コンクリートなどに目印となる線を引けます。
プラスチックでできた今風の物が主流ですので、現場でこの手の本格派を見たのは
僕は久しぶりというか、初めてかもしれません。
きっと、大工さんの拘りとか、思い入れがあるんだろなと、想像してしまいます。
ポップな養生テープで留めてあるのが、気にはなりますが。
で、この墨壺は、事務所から30秒の現場で見かけました。
朝や昼に安藤くんがカメラを持って毎日見学に行っているので、たまについていきます。
色々な工程を、間近でじっくりと見学できるので、今更ながら勉強になってます。
今日は週末に控えた上棟に向けて、大工さんが土台という木材を設置していました。
左に写っているのがその様子なんですが、僕も土台を持ち上げてみました。
思ってたよりぜんぜん重い。
そう、勉強と言っても、そういうことも大事なんでしょう。実体験による記憶は忘れません。
大学で習ったことなど、ことごとく覚えてないですからね。
そもそも勉強してたかどうかも覚えてない。
工事はまだ始まったばかり。お客さんの現場で勉強ってのもおかしいですが、
これからも、ちょっとだけ活用させてもらいます。
ほースッキリした。と
トイレから帰ってくると
席の前のロールスクリーンがフルオープンで
ベテランのお二人が外から網戸をガタガタ。
ずいぶん前。おそらく僕が入社する以前から調子がよくなかった網戸。
枠上のプラッチックのツメが割れてしまっていて
スライドさせると、いやさせなくても外れてきます。
ということで、建具屋さんに来ていただいて補修工事。
工事は数分で終わり、問題のツメも建具屋さんオリジナルのツメに生まれ変わって無事スライドオッケー。
いやぁこれはblogのネタになるなと思い、数回シャッターを切ってしばし眺めていましたが
案の定、「写真なんぞ撮っとらんでええで手伝え」とジャブが。
南側に座る渡邊ラインは、陽の光が眩しいのでいつもロールスクリーンを下ろしていますが、
それをフルオープンさせたときに差し込む光の気持ちいいこと。
そんなことを左足で感じながらドライバーを回させて頂きました。
台風シーズンも過ぎ去り、
「蜘蛛が低く巣をつくるときは台風が多く来る」
という言い習わしを思い出して、
そういえば今年はよく蜘蛛の巣を見たなー、とブログでウンチクを語るために近くで蜘蛛の巣を探したのですが、
見つからない
探し物なんてそんなものかー、と事務所にもどってきたところ・・・
ありました
宗ちゃんの自転車(事務所の前に飾って、アクティブなスタッフが勤めていると思わせるのが主な役割です)のサドルです
蜘蛛の巣を模したサディスティックな形状をしています
見た目通り、乗り心地も暴力的で、長時間乗るとお尻が大変なことになりそうです
渡辺さんは「これ、まる見えになるんじゃね?」と嬉々として話していました
すーすーすることには違いはないです
今度借りるときは座布団でも敷いて乗ろうかな