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昨年8月に現場がスタートした「うかいやのリノベーション」
先日、引渡しをさせて頂きました。
振り返れば．．．
Ⅰ期工事 手前の白い平屋
Ⅱ期工事 既設建物の黒い3階建を
７ヶ月間かけて完成したリノベーションでした。
住んで頂きながらの工事進捗、既設鉄骨造の精度問題や
想定外の柱、梁の出現。多々、ハプニングはありましたが
引渡し時にはクライアントに大変喜んでもらうことができ
苦労があった分、感無量でした。
難易度高く、やり易い仕事では無かったはずですが
きちんとした仕事をして下さった現場の方々に改めて感謝です。
既設建物を壊す事無く、その個性活かしながら新しい生活を
実現したリノベーションになったと思います。
ありがとうございました。
諸般の事情で、最終引渡し後に塗装することになっていた
赤い玄関扉がやっと完成しました。
芸術家のクライアントらしい色選択で
鮮やかな赤が入り、華やかなファサードになりました。
新築の「白」、改修の「黒」に
クライアントの個性を示す「赤」が加わり
白黒赤のトリコロールファサードが完成しました。
Ⅰ期工事で新築部分の検査
Ⅱ期工事で既設LDKのリノベーションの検査
そして今回、Ⅲ期工事で既設2.3階のリノベーション部分の
最終検査をさせて頂きました。
特に問題無く、最終検査終了。
既設図面の無い状態から設計し、既設建物の精度問題や
想定外の事が沢山あり、難易度ウルトラＣ現場も
やっと引渡しが見えました。良かったです。
既設建物解体時に「掘り出し物」で紹介した玉石が
敷地乗り入れ部分に並べられました。
その昔は、長良川の河原から拾われ、基礎石として
土台の下に敷かれていた石達です。
草が生えない様に防草シート敷き、その上に砂利を敷き
駐車場としますが、車の出入りで石が散らばり
ご近所の魅惑になるがあります。
それを考慮し、道路、コンクリート、玉石、砂利と
道路との間に距離を作り砂利を管理する意味、意匠的意味
既設石の利用でコスト削減の意味
三方よしの意味あるデザインです。
通行人の方に「この玉石敷きが素敵ですね！」と
お声掛け頂き、心の中で小さくガッツポーズでした。
本日、リビングと庭を繋ぐテラスの
コンクリート打設でした。
リノベーション前、この場所はアトリエがあり
クライアントが作品制作を行うスペースでしたが
今回こちらが、リビングに変更され
アトリエは南の新築部分に移動。
クライアント曰く、新アトリエは明るく
何より断熱性能が各段に向上し、心地よい環境で充実した
作品制作が出来ているとのこと。
嬉しいコメントを頂き、心が満たされました。