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学園町のリノベーション

解体中

by 小川 賢二

雪は建築工事に良い影響を全く与えませんが、
降雪が上がった後の澄んだ空気の中では、
解体現場も美しく見えました。

外壁が撤去されて、柱と土壁だけの外観も、
これはこれで雰囲気あります。

内部は天井も壁も床も解体されて、
風通しの良いスカスカ状態。
構造体の様子も良く見える様になってきました。
天井の中などで、実際の状況がわからず
想像で作図していた部分には、想像通りな所も、
そうでない所もありそうですが、監督さんや職人さんと
知恵を絞って解決していきたいと思います。

残っている解体工事は、屋根とか土間とかそんなところ。
もうすぐ、壊す作業から造る作業に進めそうです。

解体開始

by 小川 賢二

先週から解体工事が始まっています。

お昼休みに覗いた為、職人さん達は休憩中で現場は静か。
屈強な職人さんがお昼寝している横を、
起こさない様に(怒られない様に)静かに視察です。

2階の部屋の外壁が無くなって、中身丸出しの様子は
なんだか不思議な景色です。


構造体をあまり壊さない計画の為、重機でガシャーンとはいけず、
手作業で壊していくのは手間がかかりそうです。

当面は解体作業が続きます。
もう少し壊していくと、構造体が露わになって、
検討事項も出てきそうかな。
想定外が発生する事は想定内です。

お祓い

by 小川 賢二

2018年1月11日 大安

どうにも縁起の良さそうな日付の本日、
既設建物の解体のお祓いを行いました。

片付けをされて、ガランとした室内は、
今朝の気温の低さもあって、なかなか身の引き締まる空気でした。
物事のスタートには丁度いい雰囲気。

神事は滞りなく行われ、これより、いよいよ着工です。

当面は、解体工事が続きます。
全てを取り壊すのではなく、構造体の多くを再利用する計画なので
解体する箇所の確認や、解体してみて見えてくる部分の対応など、
気の抜けない工程です。

神様には、良い住宅になります様に!と、お願いしておきましたが、
監督さんと密に連絡をとって、慎重に監理にあたりたいと思っています。

契約

by 小川 賢二

工務店さんとは工事契約、
弊社とは設計監理契約を、クライアントに結んで頂きました。

年内に契約まで進める事ができ、
新たな年の始まりと共に着工するという、なんとなく
気持ちの良い段取りとなりました。
年明け早々に既設建物解体のお祓いを行い、
順次、工事に取り掛かります。

立派な表紙の付いた、分厚い契約書からは、
建築工事という、決して安価ではない
事業の重みを感じます。

それはそのまま、僕らの仕事の重みだと自覚して
年明けの監理業務にあたりたいと思っています。

契約前

by 小川 賢二

先日の見積り開封を経て、
工事金額と、お世話になる工務店さんが決定しました。
週明けに、クライアントと工務店さんで契約を交わして頂きます。
そして、クライアントと僕たちも。

設計事務所の設計監理料は、工事費の10%前後というのが通例で、
弊社もそれくらいでお願いしているのですが、
その金額が決まるのは、工事費が確定した「今」のタイミングなんです。

という事で、工事費の決定にはクライアントも一安心かと思いますが、
実は僕らも、ようやく仕事が実を結ぶのを感じられる嬉しい時期なんです。

そして、今回の契約に於いては、とてもありがたい事がありまして。
見積金額がクライアントのご予算の範囲を大きく超えていなかった事から、
金額調整に伴う図面の訂正をしなくても良いのです!
作図をする僕らとしては、これは非常に助かります。

クライアントとしても、半年間かけて設計してきた図面を、
金額が合わない事が理由で、減額の為に内容を変更していくのは
楽しい工程ではないと思います。
当然、コストを意識して設計を進めていますが、最近は工務店さんの
見積金額が上昇傾向にありますので、より一層、気を付けないとなぁ。

今回は、お値打ちに見積もりを出して頂いた工務店さんに感謝しながら、
契約書類を準備します。

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