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揖斐の平屋

建物位置

by 小川 賢二

敷地です。
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どこが敷地?って感じだと思いますが。
現在は駐車場として使われている土地の一部分が今回の敷地なんです。
敷地の境界線の再確認と、建物の位置を決めてきました。

通常は、限られた敷地の中で設計するわけですから、
ほぼ設計図通りの位置で、工事を進める事が多いです。
しかし、これだけ広い敷地、且つ、周りに何もない、という状況だと
拠り所が少なくて、決定するのに時間がかかってしまいました。
建物をどこに建てても、まあだいたい広いっていう。

とも言ってられないので、クライアントと相談してズバッと決定してきました。
それだけで、1時間もかかりましたけど。

いよいよ具体的に現場が動き始めました。

施工図

by 小川 賢二

いよいよ、第一弾の施工図が届きました。
と言っても、非常に根本的な、敷地の形状の再確認とざっくりした建物の位置。
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まあ、これだけ見ていても、周辺の状況もさっぱりなので、
これを基にして、実際に現地で最終確認する事になると思います。

とにかくは、現場が始まる時のこの感じ。
少しご無沙汰なので、ちょっと緊張します。

鉄筋コンクリート造では、次の工程を考えながら工事を進めるのが
重要だと思っています。
構造的な意味でもそうですし、単純に、固まってしまったコンクリートに
穴を空けたりとか、作り直したりとかって、大変そうでしょ。

その辺が、ちょっと緊張感を感じる原因のひとつかもしれません。
が、現場と良くコミュニケーションをとって、頑張ろうと思います。

準備期間

by 小川 賢二

着工前の準備期間です。
確認申請は、審査機関からのご指摘に合わせての訂正作業終了。
再度チェックをして頂いて、確認済証が発行されるのを待つのみ。
VEによって変更になった部分の、現場用の図面訂正も終わり。
工務店さんとクライアントの契約日も決定。
本格的に、僕らは待ってるだけの期間に突入しました。

実は、竣工までのスケジュールはかなりタイトなので、
そういう意味も含めて、早く着工したいなぁ、と。
終盤にバタバタするのは、あんまりね。
と、言いつつ、そういう事は多いw

VEの結果

by 小川 賢二

さて前回ご説明したVE。
40数項目のVE案に対して、それぞれの項目について
金額の増減がでてきました。
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内容によって金額は様々ですが、結構な減額になりました!
中には「0」ってのもあるし、一番下なんか8640円のプラスなんてのもありますが、
全体としては随分と工事費を下げることができそうです。

ということで、着工に向かえそう。
ですがその前に、現在、確認申請書を審査して頂いています。
鉄筋コンクリート造で規模も大きめなので、構造計算書も審査対象ということで
いつもよりは審査期間が長くなるかな。
この間に僕らは、ちょこっと休憩です。

VE

by 小川 賢二

VE。
バリューエンジニアリング。
学術的な定義からすると、ちょっと違う部分もあるのかもしれませんが、
建築業界では、材料だとか方法だとか仕様を変更して、大きく性能を下げる事なく
金額を予算に近づけていく作業を、そう呼びます。

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工務店さんの見積書に全て目を通し、ひと項目ごとの単価や数量を確認しながら、
変更する事のリスクとコストのバランスを考えて、VE項目を挙げていきます。
で、その内容を附箋に書いて貼りつけていきます。
工務店さんからの提案も含めて40項目くらいのアイディアがまとまりました。
そして、その項目ごとの減額をこれから工務店さんに計算してもらいます。

ひとつの項目で10万円づつ下がったら、全部で400万円の減額です。
30万円づつ下がったら1200万円!
50万円づつで2000万円!!

と、夢は膨らみますが、そんな風にはね。
結果を待ちます。

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