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雑想ノート

棟上。

by 向井 一比古

先週末、三角形の土地に建つ「西川手の平屋」の棟上でした。

棟上の日は、工事期間約6ヶ月間で、一番賑やかな日です。
職人さん達の声、木材を叩く音、
大工さん10人、レッカーさん、現場監督の福井くん、材木屋さん・・
勢揃いで棟上を進めて頂きました。

朝は、基礎だけだったのに夕方には、立体構造物になり
屋根養生のブルーシート貼りも完了。

今後しばらくは、親方の大工さん一人でお仕事を進めてもらいます。


三角地に建つ、変形平屋ですが
約3ヶ月後には、このCGと全く同じように完成します。
乞うご期待!

蔵のリノベーション その4

by 内藤和揮

和モダンなLDK空間


(完成予想図)

ポイントは桧板貼りの壁。
部屋内に居ても木を感じられるため、
視覚的にも和やかな雰囲気を感じられると思います。

現在計画中の長良子正賀の家ではチーク色を使うことで
重厚感のある空間を表現しましたが、
今回は、釣り人の家のようなタモや桧を使うことで、
優しい和の空間が演出できたと思います。

視覚的に重厚感のあるデザインもいいですが、
優しさの溢れるデザインもいいと思った次第です。

二世帯のコートハウス

by 渡邊 隆弘

二世帯住宅の計画のお話を頂きました。

二世帯住宅と言っても、その構成は様々。
西玉宮町の家のような
親世帯は1階、子世帯は2階でプライバシーを確保し、
玄関やダイニングは共有で浴室や、リビングが2つの半分離型。

ナガラの二世帯住宅のような
親子のそれぞれが1、2階建てで、棟ごとに別けてプライバシーを確保。

浴室、ダイニングは共有して、リビングは別の共有型二世帯住宅。

その他にもいろいろなバリエーションがあると思いますが、
今回のお題は前述のどちらでもなく、ほぼ分離型。
玄関、浴室、LDKを世帯別に設けます。

敷地的にも、南北に長く100坪という大きな敷地。
南東に接道する角地という好条件です。

お互いの生活に気兼ねすることがなく、コートハウスという
キーワードを踏まえ、この敷地でしか味わえない
二世帯住宅をご提案できればと思います。

 

直感

by 小川 賢二

繊維街の美容院は、2月いっぱいの完成に向けて
まあまあそれなりに順調に進んでいます。
リフォーム特有の想定外は色々とありますが、
大きな変更を強いられる様なこともなく、
当初に描いたイメージに確実に近づいているのを感じます。

今回は床や壁の仕上げ材料を決めてきました。
膨大にあるサンプルの中から採用する1つを選ぶのは
僕らも結構悩む作業なのですが。
さすがクライアントも美容師という名のデザイナー、
直感でガンガン決めてくれます。
当然、僕も気に入らない決定には口を挟みますが、
そういう直感的な決断というのも大事かもしれません。

もう10年以上、クライアントに髪を切ってもらっていますが、
確かに僕がカット椅子に座った瞬間に、ハサミを動かしてますからねえ。
僕の意向というよりも、彼の直感任せの10年です。

蔵のリノベーション その3

by 内藤和揮

以前から話が上がっている蔵のリノベーション
内観はこんな感じになる予定。

壁は聚楽塗りで仕上げます。
落ち着いた質感から温かみを表現。
また、既設の柱、梁を生かし、丸太や凹凸のある木材から
素朴さと迫力が感じられるイメージです。

新しい仕上げと既設の質感をうまく調和させ、
現代建築にない雰囲気を演出できるリノベーションにしたいと思っています。

古き良きものを活かすことが未来に繋ぐこと。
次世代に繰り返し継承する大切さを忘れたくはないですね。

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