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雑想ノート

建物見学

by 小川 賢二

先日、1人で滋賀県までドライブ。
バームクーヘンで有名なお店の建物を見て来ました。
それなりに自分の中で理屈はあるのですが、
建物を見学する、という習慣や発想が僕にはありません。

建物のデザインを建物から学ぶ、というのはちょっとね。
それ、パクリじゃん、というのが本音。
建築を志す学生諸君、建築雑誌ばっか見てたら
建築オタクにしかなれないよ、と偉そうに言ってみる。

なのですが、今回はそれを覆すほど、
他に目的が思いつかなかったのです。

で、見てきたのがこれ。
非常に有名ですが、まあ好き嫌いもわかれます。
僕もまあ、うん、バームクーヘンは美味しかったです。

ただ、極論を言えば、デザインのテイストなんて何でもよくて。
和食も中華もイタリアンもフレンチもあるわけですから。
舌の好みはあれど、どれも素晴らしいわけです。

今回の建物見学では、それを再確認。
店舗とは思えない広い敷地いっぱいに、この少しメルヘンな形状とか
素材が持つ温度で、作りきってる事の凄さを感じました。
大事なのは、その意地とか精神性みたいなこと。

自分なりの価値観の上で、
目いっぱい暴れられる人になりたいものです。

蔵のリノベーション その2。

by 内藤和揮

普段の木造とは違う蔵造りの住宅リノベーション。

蔵造りの建材は、既成のパネルや合板を貼った造りでなく、
現場でセメントと水を混ぜたモルタルや、漆喰を何層も塗ってあるもの、
湿式の材料が多く、それらは経年変化で豊な表情になります。
そこに味があり、素朴な感じでいいと思います。

蔵造りは、胴差や差し鴨居といった構造体が見え、
日本建築らしく、個人的には好きです。
昔は多かったのですが、何分手間暇が掛かるため
現代のクラッシュアンドビルドには適合せず、絶滅状態です。

時代に合ったものに遷都するのもいいですが、
古き良き建築の造り方を大切にしながら、リノベーションを進めます。

素早い対応でメンテナンスを。

by 渡邊 隆弘

ここ数日の天気情報は、最強寒波というテロップを
良く目にしました。
岐阜でも積雪8cmという状況で、前出のスキー場ではベストコンディション。
方やセンター試験へ臨む学生さんや交通面では、結構な影響を及ぼしたことだと思います。
そんな影響が身近でも...

本日14:40頃 私の携帯が鳴りました。
10年程前に携わったクライアントから...嫌な予感。
トップライトから恐らく雪解け水で漏水しているということ。
急いで工務店さんへ連絡。そして、現場へ。
監督さんも職人さんを手配して急いで駆け付けてくれました。
15:30頃にはみなさん到着。約50分で。

漏水等はあってはいけないことですが、
アクシデントが発生した場合如何に素早く対応できるのか。
工務店さんや監督さん、そして我々の資質が問われるところだとおもいます。
今回の対応はベストだったのではないでしょうか。
厚見建設工業の山下監督 ありがとう


囲って補修しているところ。

初滑り

by 小川 賢二

思っていたより、随分と雪が降りましたね。
今日の出勤では堤防から車が2台ほど落ちてました。
受験シーズンに落ちただの、滑っただのと不謹慎ですが、

昨日は息子とその友達数人でオープン初日の国見岳へ。
この地域のスキー場とは思えないほど、サラッサラの雪で
適度に空いてて、今シーズン最高の滑り出し。

でも、僕以外みんなスキーなのでボードの僕は、
ビンディングを留める作業のせいで、スキーを覚えたての息子にさえ、
遅れをとる始末。
なんかとても悔しいので、スキーも覚えようかな。

スキーとボードだと、
息子と並んでリフトに乗りにくいってのも、大きな理由。
1つ前のリフトに、友達と乗る息子の背中を見て思う。

ヘリンボーンの建具

by 内藤和揮

鏡に映るヘリンボーンの建具がアクセントになって
いいなと思いました。

ヘリンボーンとは、ニシン(herring)の骨(bone)という意味の
形状を表したものです。

洗面所の天井に木を貼ることで高級感が出ますし、
窓から外の景色を眺めれるのでなおいい。

いいなーと思い長時間いたため足の底はキンキンに。
水廻りはタイルがいいですが、
この時期に素足はまずかった。

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