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雑想ノート

模型partⅢ

by 安藤 亮介

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またもや模型です
そしてまたもや渡邊ラインからの発注、徳重の家です

こちらの敷地、前面の道路は傾斜し、その反対側の境界では5メートルほどの高低差がある擁壁の上に敷地が乗っているような格好になっていますが
もちろん、それら敷地の特徴を模型でも再現します

ということで出来上がったのが写真の模型
パーツも大きくてすぐ作れそう!・・・と思いきや
小さいパーツを組み立てるより、大きいパーツをピシッと接着するほうが難しい・・・
隙間なく組み立てるには微調整が続き、思いのほか時間と手間がかかるのです
でも、これに建物を乗せると平坦な土台の模型よりも迫力がでます
これも特徴ある敷地の力です

ので、「こんなところに家建てられるかしら」といった土地をお持ちの方、お待ちしております
どんな敷地形状の模型もつくって見せますよ!!

数寄屋造り。

by 向井 一比古

昨日の現場見学に続き、今日は「宇佐の平屋」へ数寄屋造りの玄関庇を見学に。
「数寄屋」で検索すると、お茶室の造りを取り入れた住宅様式とか、
「好みに任せて作った家」といった意味らしく、わたくしの中では、粋でお洒落な和風建築と理解しています。

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以前「吟味」でお伝えした9mの丸太は、このように桁になり
使う場所を吟味した、タルキがキレイに並んでいます。

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上から見るとこんな感じ。
四角いタルキより、丸いタルキの方が加工が難しく、大工さんは大変苦労しながら
丁寧な仕事をして頂いてます。
写真のバックがブルーなのは、材料が雨に濡れないように
ブルーシートで借り屋根を造って、その下での仕事を進めて頂いてます。
この養生の仕方からも、この部分の大切さがわかりますね。

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タルキの上でお仕事を進めて頂いているのが、大工の伊藤さんです。
わたくしと同じ47歳。矢沢栄吉の大ファン。車のナンバーも「830」。
難しく手間の係る仕事を一生懸命やって下さり、本当にありがたいです。

この数寄屋造りの庇の完成も楽しみですが、
現場打ち上げで伊藤さんと飲めるのも、とっても楽しみにしてます。
その時は、矢沢の歌お願いしますねー

現場見学。

by 渡邊 隆弘

副所長と亮介くんが現場監理している事務所近くの現場を見学してきました。
前出の図面チェックの現場です。

コチラの大工さんは、偶然にも1年前、私の自宅を
造っていただいた大工さんなんです。
一国一城の主的な方ですが、しゃべりだすとすごく気さくな方です。
まずは、近況をご報告。
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フローリングも大方張り終わり、これからスピードUPで
部屋らしくなっていくことでしょう。
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日当たりもよく、冷え込んだ今日なんかでも、ポカポカ暖かいリビング。
生活しやすい間取りと丁度良い距離感。
楽しみですね。

もう一つ気になる現場が...。
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副所長からもらった直径55㎜の化粧垂木(写真右)
この材料を使った玄関の下屋が佳境をむかえているようです。
(図面を描いているときに注力した部分なんです。)
完成後ではなく、作業中を是非見たい!
明日は、コチラの現場を見学に行こう!
図に起こした以上の造りこみがそこにはあるでしょう。

図面チェック

by 安藤 亮介

現場も佳境にさしかかってくると色んな作業が同時に動き始めます

それぞれの業者さんが、僕たちが描いた図面を基に施工のための図面を描いてくれるので
それらをチェックするのも「現場監理」の一つです

と偉そうに書いていますが今の僕は副所長がこなすそれらの仕事を、その傍らにちょこんと居ながら勉強させてもらっています

今日は展開図と天井伏図に落とし込まれた照明や空調などの位置の確認、器具の最終決定、
家具図のチェックです

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普段は自分の描いた図面を副所長にチェックしてもらう立場ですが、
普段とは違う立場に立つというのは、新鮮で面白いです

幸運にも現場に行かせてもらうこといろいろなことが経験でき、充実した1年の締めくくりとなりそうです
と、12月らしくまとめてみました

なんとか今年中に引き渡しできますように

増築。

by 小川 賢二

安藤くんが、住宅の増築の資料を作っています。その為にひっぱり出してきたのが、この図面。
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随分と黄色く変色した新築当時の図面。
うちで10年前に設計させて頂いた住宅の増築工事です。

ちょうど僕がここの事務所に入った年に完成した建物で、
まだ建築など何もわからない状態で、先輩に見学に連れていってもらったのを覚えています。
もうあれが10年も前かー、とビックリしています。

僕の10年前は新人スタッフで、その直前は独身のフリーターみたいなもんでした。
同期のナベちゃんは別の事務所から移籍してきたんだ。もち独身。
隣の安藤くんは高校生か。宗一郎もそうだな。
副所長は髪の毛がもう少し長かったし、ヘビースモーカーだったなあ。

と、みんな10年もあれば色々と立場や何もかもが変わるもので。
今までに設計させて頂いた住宅でも、ビックリするほどの変化がおきてるんだろうな。
家族が増えていたり、お子さんが巣立っていったり、他にもたくさん。

その変化に合わせて、リフォームなり増築なりの、ご相談を頂けるのは本当に嬉しいこと。
そうやって頼ってもらえる設計者でいないとダメだなーと。あらためて思う。

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