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小瀬の平屋

細部を決める

by 内藤和揮

クライアントと製作家具の詳細打合せをしました。
キッチン、洗面化粧台等、毎日ヘビーローテーションで使う処なので
素材質感、使い勝手、収納効率等々、繊細に検討します。

キッチンの配色パターンをグラフィックで検討し
ドライヤーはホテルのように引き出しから登場させ
既製品では不可能な、使い易さと拘りをカタチにします。

拘った分だけ、愛して頂ける住宅になると信じています。

色決め

by 内藤和揮

現場では、いろいろな事柄をクライアントに決めてもらいます。
その中でも英断を下して頂くのが、外壁色の決定です。

一生に一度建てる我が家の色。
そりゃあ悩むと思いますし、決めるのも勇気がいると思います。
しかし、クライアントには悩むのも楽しんで下さいと
お願いしておきました。

私も自分の家だと思って悩みます。

省令準耐火

by 内藤和揮

「小瀨の平屋」は、建物の基本性能を上げつつ
火災保険と地震保険料をお値打ちに出来る
「省令準耐火構造」の建物です。

省令準耐火構造とは
火事が発生した際に一定時間室内から
火を出さない、延焼を遅延させる。
また、隣家から火をもらわない構造のこと。

その為に天井の石膏ボードを厚くし
壁の石膏ボードを梁まで立ち上げています。

「省令準耐火構造」建物性能への拘りです。

原寸で確認

by 内藤和揮

クライアントに、寝室とクローゼットを仕切る為の
パーテーションの位置決めをして頂きました。

広さ、高さと言った個人差ある尺度は、現場で確認して
決めるのが一番という事で、監督さんにベットの位置
クローゼットの扉位置等々を床に描いてもらい
原寸にて確認して頂きました。

設計当初の位置関係でOkayになりましたが
確認して頂き、納得しながら進める事の大切さを感じます。
「決め事は、設計より現場で」と言われ実感中です。

火打金物

by 内藤和揮

木造の建物では小屋組みに「火打金物」を設けます。
これは台風や地震時に横から受ける力で、
建物が捻じれたりするのを防ぐ役割があります。

一般的には梁に囲まれた6帖程度の部屋の四隅に
1本ずつの計4本が配置基準ですが...
弊社では基準の倍くらいの火打金物を
設けるようにしています。

ここ数年は、まれにみる自然災害が発生し、
被害の跡をあちこちで目にします。
もしもの時に、グッと堪えてくれる火打金物。
無くてはならない、主要な構造部材です。

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