岐阜で住宅・店舗設計やリフォーム・リノベーションなら向井建築事務所

現場ブログ

BLOG

小瀬の平屋

建方後のチェック

by 内藤和揮

建方後は施工精度と設計図との整合をチェックします。

チェック内容は以下の通りです。
・梁・柱の交差部の金物と寸法の確認
・土台と基礎とを繋ぐアンカーボルトの位置

今回は土台と基礎に僅かにズレがあり
構造的には問題ありませんが、気になるズレの部分は
基礎をフカシ、金物で土台を補強固定するようにお願いしました。

基礎と建物をつなぐ金物のズレは、程度問題ですが
気になるところです。所長や先輩から
「気になる処は、遠慮なく補強するように」と言われてるので
自信をもって監督さんに指示をさせて頂きました。

判断する、決める、指示をする、現場監理の難しさを痛感しています。

建方

by 内藤和揮

寒気ことのほか厳しい中
一同揃い建て方をスタート。

大工さん達はテンポよく柱、梁等を組み立て
スピーディーな仕事っぷりで進んでいきました。

無事建方が完了。
一日工事を見守って頂いたクライアント
建前を怪我もなく無事に行って頂いた大工さん達
お疲れ様です。
次回は屋根の板金貼りと続いていきます。

アンカーボルト

by 内藤和揮

基礎のコンクリート打設が終了しました。

コンクリートが固まり、強度が発揮されるまで養生をし
年を越します。

ビシッとまっすぐに伸びた金物は、アンカーボルトと呼ばれるモノです。

基礎と土台、柱を繋ぎ、地震などの揺れや強い力がかかった場合に建物が
倒壊しないようにする大切なモノです。

1995年 阪神・淡路大震災以降の耐震補強として重要性がましました。
この時、私はまだ4歳。
当時の被害状況はメディアで知る情報のみです。

今後起こると予想される南海トラフ地震。
現在、施工している一つ一つの仕事は、仕上材に隠れて
見えなくなってしまいますが、命に係わる重要な部分。
それゆえ、一本一本確実に施工確認を行います。

配筋検査

by 内藤和揮

基礎配筋が完了し、配筋検査をさせて頂きました。

見落としがないように設計図面と照らし合せチェック中。

特に今回は耐震等級3の取得のために工夫した配筋要領に注目。

床下の基礎には、メンテナンスで人が入る事を考えた
人通口という開口があります。
その人通口の下は、基礎が弱くなる為、鉄筋をぐにゃりと曲げ
耐圧版と一体となるように補強してあります。

この補強が16箇所。
鉄筋屋さんには、大変ご苦労をお掛けしましたが
鉄筋の本数、かぶり、定着長さ等を確認し全てOkayでした。
ありがとうございました。

基礎配筋

by 内藤和揮

基礎の配筋が始まりました。

今回は住宅性能証明の耐震等級3を取得するために
いつもの配筋要領から、基礎立上り、開口部の配筋を
少し工夫し、より丈夫にしています。

基礎上部に柱がない場合は地盤からの浮き上りを考慮して
鉄筋を増やして靭性を確保し、開口部の鉄筋のかぶり
不足を解消するために基礎の断面を大きくするなどしています。

より丈夫にする事で、少しコストアップしますが
耐震等級3と安心・安全な住宅になる訳です。

その結果、基礎の種類は9種類。
鉄筋屋さん、お手数を掛けますが宜しくお願いします。

PAGETOP