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小瀬の平屋

拘りのキッチン

by 内藤和揮

先日の定例会議、クライアントから設計変更時
金額を落とす為に変更した、既製品のキッチンを
オーダーキッチンに戻したいとのお話しを頂きました。

地鎮祭以降、現場がスタートしてからも
キッチン、浴室等の下調べ、研究をなさっている様で
やっぱりキッチンは、オーダーだなと決意されたようです。

設計時のオーダーキッチンのグラフィック。
オーダーキッチンだとインテリアとの色合せや
使い勝手への配慮等、主に使われる奥様の好みに
合わせてカタチ造れるのがメリットです。
デメリットは、既製品より少しお高いことでしょうか。

改めて、変わったカタチの平屋住宅に似合う
オンリーワンのキッチンをご提案したいと思います。

擁壁完成。

by 内藤和揮

定例会議のために、現場に行くと
いきなり、目に飛び込んできました!
打ち放しコンクリートの擁壁がドーンと。
その存在を主張するかのごとく姿を現していました。

打ち放しは非常に難易度が高い仕上です。
温度変化などの気候条件にも左右され、
コンクリートの固まった表情がダイレクトに現れます。
まさに一発勝負。

全長10m、高さ2.1mのコンクリートの仕上げは
ツルッとして、コーナーも角がビシッと出て
とても綺麗に出来ました。

玄関からの眺め

by 内藤和揮

  
玄関のCGです。
コーナーに地窓を設け、
坪庭を眺めながら奥へと進む玄関ホールとなっています。

坪庭を望むことで、省スペースでありながら
視界が広がり、光が差し込む、明るく開放的な玄関ホールを演出しています。
また、庭の造り方ひとつで四季折々を楽しむこともできます。

帰宅するのが楽しくなるような。
お客さんを招き入れくなるような。

そんな贅沢な気持ちにさせる玄関を35坪の建坪の中に
実現させました。

プレカット打合せ

by 内藤和揮

事務所にてプレカットの打合せを行いました。

プレカットとは、木材を工場で
あらかじめ機械で加工することです。
そうすることで、工期短縮と施工精度の向上が図れます。

打合せ風景。

設計図書を下にプレカット屋さんに描いて頂いた加工図を
確認しながら打合せを進めます。

特に木材が直角にぶつからない部分に話は集中しました。
そういった部分は往々にして納まりが難しい部分です。
補助材を増やすなどしながら、大工さんが造り易く
丈夫になるよう最善を探していきます。

三人寄れば文殊の知恵で、意味ある打合せが出来ました。
次回のプレカット打合せは、私がメインスピーカーになれるよう頑張ります

耐震等級3

by 内藤和揮

小瀬の平屋は通常の建築確認申請とは別に、
住宅性能評価機関による『耐震等級3』の認定を取得します。

その認定を取得するためには、
①設計図書の審査
②現場基礎配筋の検査
③躯体完了の検査
④竣工時の現場検査
段階を経て数回の検査をクリアーしていきます。


一つ目の設計審査はパス。
300枚超の構造計算書と図面を作成しました。
これらの書類を審査するという検査機関の労力も
相当なものと察します。

次のステップは、いよいよ基礎配筋の検査です。
免震データ改ざん等建築業界にとっては悪いニュースが
巷を騒がせていますが、施工、設計、第三者機関の目で
確実なモノづくりをしていきます。

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