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正木町の家

現場状況

by 小川 賢二

2階は壁も天井も、下地のボードが貼られて、
あとは塗装仕上げをすれば、それっぽい、というところまで進んでいます。
場所を転々として行ってきた定例会議も、2階の部屋で行いました。
景色もいいし。風も通るし。差し入れで頂いたジュースは冷たいし。快適です。

しかし定例会議の間も、1階では主に大工さんが、仕事を進めてくれています。
その状況はこんなん。
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天井に敷き詰められた断熱材。
屋根の裏面にも、発泡タイプの断熱材が吹付けてあるので、
見るからに充分でしょう。数値としては。

ただ、新しい工法が出てきたり、建材の性能が上がったりと、
住宅が確実に進化しているなかで、やっぱり大事なのは、風の抜けだったり、
日当たりの良さだったりします。
そこには、設計者の技量が大きく作用するのだと、責任を感じるべきなのですが。

定例を行っている2階の窓からの景色を見る限り、大丈夫そうです。

再チェック

by 小川 賢二

先日の家具屋さんでの打合せ内容を反映した、訂正図面を送ってもらいました。
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そして、それを見ながら、また僕のチェックを描き込んで返信です。
ほとんどの工種について、施工図という図面が出てくるので、
打合せをして、図面訂正、再チェック、という事を工種ごとに繰り返しています。
これが大切なのは言うまでもありません。
単純なミスを減らす為、さらなるアイデアを付加する為。

家具の場合はさらに、工場への抜き打ちチェックに行くことも多いです。
別に家具屋さんを信用してないわけではなくw
実際に作られる工程を見られる事は、他の工種ではあまり無いのと、
単純に興味と。

ともかく、こうしたチェックの繰り返しで、建物に関わるほぼ全ての事項が
決定していきます。

by 小川 賢二

監督さんが事務所にみえたり、電話で話したり、
結構な頻度で、現場の方とは打合せを繰り返します。
それに比べれば多くはないですが、クライアントにも、ご意見をお聞きしたり
諸々の連絡事項というのはあります。
最近は、スマホの無料通話アプリなどで簡単に連絡がついて、とても助かります。
先日も、現場を通りかかったクライアントから写真で現場報告が送られてきました。
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前にみんなで高さを決めた、スチールのアングルで作ったフェンスです。
鉄の素材そのものなので、そのうちサビてきて、既製品にはない質感を表します。
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2階の寝室のクロークの中身です。
内部は、下地の石膏ボードが順番に貼られてきて、部屋らしくなってきています。

こうして普通のデジカメと変わらない画質で写真を送れるとか、数年前じゃなかったですよね。
便利な物はどんどん利用して行きたいものです。

が、クライアントとの距離が縮まるにつれ、だんだん雑談も増えてきますがw

家具。

by 小川 賢二

製作家具の打合せに藤岡木工所さんへ行ってきました。
藤岡さんとは僕だけでも10年のお付き合い。事務所としては
もっとでしょうから、随分長くお世話になっています。
打合せ場でもあるショウルームも、数年前に設計させて頂いたものですから
お邪魔するたびに懐かしく思います。
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左から打合せ中の藤岡社長。何か考えているフリをしている監督さん、
ゴミ箱を抱える、クライアントのご長男です。

肝心な打合せは、藤岡さんの今までの経験に基づいた、プロとしての
ご意見を頂きつつ進んでいきます。
お付き合いも長いですし、安心して任せられる職人さんの一人です。

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僕とは違い、お子さん受けもよく、最後は赤ちゃんを抱っこ。
まだまだ僕には、色々と経験が足りないのかもしれません。
今日もご長男との距離を詰められず。
残念。

フェンス。

by 小川 賢二

フェンスの高さを現地で決めてきました。
設計の時に設定した高さで、監督さんが合板を支えています。

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その高さにビニール紐も張ってくれているので、
別に合板はいらないなあ、と思いながら、室内から、室外からと
交互に見させて頂きました。
室内では、立ったり座ったり。
僕が道を歩くところを、クライアントに室内から見てもらったり。
隣の畑の作物や、堤防とか、空とかの見え具合を検討した結果、
設計通りの高さに決まりました。

その間、合板を支えっぱなし。
やはりたぶんですけど、合板は無くても大丈夫だったかな。

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