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静岡県袋井市にあるエコパスタジアムです。
年に数回、ジュビロ磐田や清水エスパルスが公式戦を行い、
2002年の日韓ワールドカップでは、髪型が爆発的に流行った、
あのベッカム様もプレーした競技場です。
普段、FC岐阜の試合を観戦する、長良川競技場とは
規模もデザインも全く違い、迫力もすごい。
そんな立派な競技場で、なぜか息子が試合をする機会に恵まれ、
観戦に行ってきました。
5万人収容のスタンドは圧巻ですが、
観戦する保護者の数はスッカスカ(笑)
若干、拍子抜けですが、こんなピッチでプレーするなんて
息子にとっては、たぶん人生で一度きりです。
そんな息子のプレー時間、およそ20分。
それを見る為に、朝から高速を飛ばすこと、2時間半。
往復5時間。
高速代、ガゾリン代、息子の遠征費(宿泊代)。。。
設計士として、スタジアムのデザインに
大きな刺激を受けたとはいえ、
思い出はプライスレス、と言い聞かせるには
ちょっと厳しい週末でした。
外構工事が進んでいる長良川沿いのリノベーションの現場
完了検査の際、吹き抜けのガラスに傷が見つかり
メーカーさんの保障でガラス交換が行われました。
その交換するガラスが大きい、w3.24xh2.15
8mm+空気層6mm+8mm=22mmの厚さ、重さ300キロ。
外すのは12名のガラス職人さん、一人25キロの計算です。
不良ガラスは、外され、クレーンで吊り、トラックに乗せお持ち帰り
すぐに新品のガラスを設置しました。
300キロガラスの取り換え、2時間かかりましたが
職人さん達の段取り、チームワーク良さに感心しました。
ガラスの傷は、製造過程での傷だそうです。
不良品のお菓子に当ったような事故でしたが
大きさ、重さが半端なく、めったに遭遇しない珍事件。
クライアントと
こんなこともあるんやねーと、違う意味でも感心しました。
マドリード、トレドと続き、
とうとうやってきましたバルセロナ!
待ちに待ったサグラダ・ファミリア!
若干の曇り空ですがこの迫力には微塵も影響なし。
近づくとその迫力は更に増します。
ファサードは東と西の二面あり、
彫刻のテイストが全く違うことで差別化しているようです。
内部にはステンドグラスがこれでもかと設置されており、
色とりどりの光が内部を照らしていました。
エレベーターで塔の上部まで登り、
徒歩で400段近く降りてまいりました。
デスクワークの僕にはなかなか辛いものです。
膝が笑ってましたよ…
サグラダ・ファミリアは現在着工から136年。
完成は2026年予定です。
生誕のファサードには完成予定模型が造られ、
いよいよ大詰めと言ったところ。
完成後にはまた来たいものです。