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以前に行きました「ワンダーフェスティバル2017」で
凄かった作品を一つ紹介します。
海洋堂古田悟郎さんの作品「動植綵絵」
モチーフは鶏ですが、その圧倒的な凛々しさに感動しました。

凹凸のある体毛に光が反射して黒一色の平坦さが感じられません。
また、尾っぽのうねりの不均一さが自然な様子を描いているのがいいです。
とは言え、一番凄いのは50㎝ぐらいの模型を細い2本の足で支えている
造形技術が凄いです。
素晴らしい作品を見ると共感して自分も作りたくなりますね。
ただ、飽き性の自分はここまで持続できる集中力がないので、
今は、仕事に集中しています。
いつか、自分でも感動を与えられる作品を作れたらいいなと思います。
現在計画中の蔵のリノベーションもそうですが、
壊して新しく建て替えるという発想ではなく、
リフォーム、リノベーションというワードを頻繁に目にするように
市町村の取り組みやメディアでも古民家再生プロジェクトなるものを
良く見聞きするようになりました。
古いものをアレンジ、修繕して使いたいという要望が
多くなってきたように思います。
弊社でも然りです。
今回お邪魔したのが、江戸末期に建てられたであろう
歴史的建造物に類する古民家です。現在もお住まいになっています。
玄関に入ると、広い土間空間。

そして、その奥も土間が続き、炊事場となっています。
その炊事場は、大きな空間で小屋組みが現れています。

何とも懐かしい、力強さを感じるお屋敷です。
懐かしさを感じるのは、今はリフォームされその面影はありませんが、
母方の実家が同じような間取りをしていたのを薄ら記憶していたからかも
しれません。
この歴史的な見地からも保存されるべきであろう古民家を
耐震性を高め、存続、再生させるのも設計事務所の責務です。
新しく計画を始めるカフェのプランを
僕と所長とで考えてきました。

普段はやはり住宅が多いので、
店舗の設計はとても楽しいです。
店舗や施設の設計では、住宅の時よりも
今までの経験や、体験してきた事が大きく影響する気がしています。
彼女と外食した時に感じたことや、学生バイトをする中で体験したこと。
それらを思い出し、参考にしながらスケッチをしますので
若い頃にウロチョロと遊ぶのは大事だよ、と自己弁護。
そうして出来た、僕と所長のプランを見比べてみると、
うまい具合に、敷地の使い方や目指す方向性は共有しながらも、
デザインやプランの構成が異なった、2つの案になりそう。
提案を気に入って頂けるよう、
これから一生懸命プレゼン資料をまとめます。
緑内障は日本人の中途失明原因で第一位だそうです。
普段からパソコンに向き合って仕事をしている私達には、
一番関係がありそうな病気です。
目を大事にということで、岐阜城が3月12日から18日にかけて
緑色にライトアップされています。
たまには、画面から離れて景色でも見ましょうと
暗示しているのではないでしょうか。

とは言いつつ、初め見たときは「FC岐阜」を応援しているのかと思いました。
ちょうど12日はFC岐阜の試合が行われていたので、
ライトアップして応援しているのかなと思った次第です。
私の頭の中では、FC岐阜=緑のイメージが印象的ですから。
そういった思い込みが勘違いの下となるので、
今後は客観視を意識して頑張りたいと思います。