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雑想ノート

マイアイテム

by 内藤和揮

変形・可変は男なら心躍るものがあると思います。

雑貨屋でふと目に留まったのは一つのシャープペン。
軸を捻ることで先端が飛び出すギミックになってるとのこと。
ケースの中で芯先が衝撃で飛び出したり、芯先が折れる心配がない。
さらに、低重心設計のため、手元に力が加わるので描きやすい。
一目見て、触れて虜になりました。

ですが、意気揚々と会計を済ませると、意外とシャーペンにしては高い。
たかがシャーペン、されどシャープペン。
身近なものでも奥が深いことを実感しました。

次は何を買おうと思うが、財布の中身と相談中です。

特定天井

by 渡邊 隆弘

特定天井とは何ぞや?
国交省により今年度に公布され来年度から施行される、天井脱落の対策規制強化として
建築基準法で新たに制定された「特定天井」
簡単に言いますと、「6mを超える高い天井で200㎡という大空間の建物の天井は
脱落しないようにより安全な構造にしなさいね」というものです。
いわゆる、このような天井ですね。

施設としては違う用途のモノですが、近く起きるであろうと言われている
巨大地震に備え改修設計をしています。
その内訳書を作成するために数量を積算中。
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遠い昔にやった記憶を思い起こしながら数字と格闘中です。
カラーペンを駆使し、何処をどのように拾った数字なのかをメモ。
(これをやっておかないと後で、役所の人に突っ込まれたときに困ります。)
住宅の見積もりは工務店さんに拾ってもらって金額が出てくるのですが、
いざ自分でやると、かなりの労力であることを思い知らされます。
しかし、どのように工事が成り立っているのかを理解するうえで、図面と材料項目、
そして数量は非常に大切だと感じています。

空間構成以前に、建築を理解するうえで、積算はおすすめであることを
内藤くんに伝えておこうと思います。
(決して、積算を押し付けようとしているわけではないですよ。あしからず。)

真っ暗

by 小川 賢二

朝っぱらから、打合せスペースの机の角で太ももを強打し、
奇声とともに無意味に飛び跳ねたあと、
ぶつかった部分のポケットの中にスマホがある事に気付く。

かなりの勢いで激突した割には、いやそれでも奇声を上げる程度には
痛いわけですが、怪我という程の事にならなかったのは、
身代りとなってぶつかってくれたスマホのおかげ、とか
言ってる場合ではなく、スマホの損傷を確かめる。

過去に何度も不注意でガラスを割ったり、折り畳み式を逆向きに折り畳んだりと、
携帯の故障には驚きもしませんし、ある種の覚悟を決めていましたが、
全く損傷なし。

の、はずが。
家で写真を撮ろうとしても、画面は真っ暗。
ピンポイントでカメラが壊れた模様。
でも自撮用と思われる、画面側のカメラがあるもん、と撮影してみますが、
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これで風景を写すのは至難の業。
ボタンを押した瞬間に、指が写らない様に慌てるため、こんなんです。

そもそも自撮用のカメラなんて、どこに需要あるんだよ、と愚痴ってもしゃーないので
当分は、このカメラで風景をバッチシ撮れるという、無駄な技術の習得に努めるしかない。

主眼

by 内藤和揮

大規模建築ということで、身近にあるショッピングモールですが、
吹抜を設けることが多いそうです。
同様に吹抜を設ける建物だと、海外の大規模な刑務所(例:パノプティコン)があります。

ですが、その空間構成は全く別の意味で作られています。
モールの場合、他層の店舗を見渡すことができ、移動することでさらに多くの情報が得られる。
刑務所の場合、監視者が点となり周囲を見渡すので、移動する手間がなくなる。
と言った意味が生じているのですが、
別の建物なるということは、主眼を何に置くかが空間構成において一番重要です。

家づくりも同様で、千差万別の主眼があります。
それを活かせるようになるまで、まだまだ道は長そうです。

ピカピカ。

by 向井 一比古

先日、山手の家で紹介した、市橋の家の足場が外れました。
銅板貼りの外観は、空の景色が写り込む程にピカピカ。
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酸化して色が落ち着くまでは、なかなか見た事ない外観で、
表参道に建つくらいの派手さがいい感じ。
大工さんも、水道屋さんも、現場監督の石田さんも、私もお気に入りで
特に大先輩の大工さん達からは、『なかなかいいね、また、色が変わっていくと落ち着くよ』
『中途半端じゃないところがいい』と言って頂け、
専門職は違うけど、同じ建築に携わる先輩職人さんからのお褒めは嬉しいです。

これから、銅の色が時間の経過とともに変わっていくのが楽しみです。
1ヶ月後、色が落ち着いた頃、クライアントにお引渡しをさせて頂けると思います。

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